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  • 尾瀬沼ビジターセンターブログ
  • 2025.09.19

2025年9月19日-尾瀬沼ビジターセンターより(オリジナルデザインバッジ)

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尾瀬では、まだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
尾瀬においでになる際には、2025(令和7)年シーズンについての確認をお願い致します。=============================================================

■天気:曇り

気温 :13.3℃(9時)19.4℃(昨日の最高気温)8.8℃(今日の最低気温)

ブログをご覧の皆様、こんにちは。

今朝はぐっと冷え込み、午前4時59分に最低気温8.8℃を記録しました。7月以降、最も寒い朝を迎えました。燧ヶ岳上空は薄い雲がかかり、時折、太陽の光が雲間から差し込むと、燧ヶ岳の山肌をスポットライトのように照らし出しています。気温はゆるやかに上がってきていますが、肌寒く、長袖シャツにフリースを羽織るとちょうどよい陽気です。

【大江湿原の草紅葉の様子】

草紅葉の状況についてのお問合せが増えてきました。現在は、食パンを軽くトーストしたような色味になってきています。朝晩の冷え込みや気温の低下、日照時間が短くなっていくことで、草紅葉は少しずつ進んでいきます。

さて、尾瀬沼ビジターセンターの管理運営を受託している尾瀬保護財団では、尾瀬の自然保護のために、広く皆様からの寄付をお願いしております。300円以上の寄付をされた方に、尾瀬沼ビジターセンターオリジナルデザインバッジを差し上げています。

【第五弾 尾瀬沼の秋シリーズ】

季節ごとにデザインを変えており、現在は【第五弾 尾瀬沼の秋シリーズ】を差し上げています。画像左より、沼尻の草紅葉、オヤマリンドウ、ヤマネと紅葉(イラスト)、ヤマネを取りそろえています。デザインの元になっている画像は、尾瀬沼ビジターセンター管理員が撮影したもので、イラストは元尾瀬沼ビジターセンター管理員にデザインしていただいたものです。

今回は、【第五弾 尾瀬沼の秋シリーズ】にまつわるあれこれを紹介していきます。

【沼尻の草紅葉はどこから撮った?】

撮影日:令和7年9月13日

【沼尻の草紅葉】はどこから撮影したのでしょうか。尾瀬沼ビジターセンターより尾瀬沼北岸コースを1時間ほど歩くと沼尻に到着します。沼尻休憩所との分岐を燧ヶ岳の方向(黄色の矢印)へしばらく進み、後ろを振り返ってみましょう。

【沼尻平湿原と尾瀬沼】

撮影日:令和7年9月13日

目の前に沼尻平湿原が広がり、尾瀬沼と三角屋根が目印の沼尻休憩所が見えます。【沼尻の草紅葉】はこの付近で撮影しています。沼尻平湿原はなだらかな傾斜湿原となっており、草紅葉が進むとバッジのような美しい風景が広がります。沼尻へお越しの際には、バッジの撮影スポットへお立ち寄りください。

【エゾリンドウ】

バッジのデザインは【オヤマリンドウ】ですが、現在、大江湿原を彩っているのは、お花リレーの最終ランナー【エゾリンドウ】です。花の先がキュッと絞られているのが特徴の花ですが…

【会津駒ヶ岳に咲くエゾリンドウ】

撮影日:令和7年9月16日

先日、会津駒ヶ岳の巡回を行った時、会津駒ヶ岳へ向かう稜線上で、花の先が開いたエゾリンドウに出会いました。真上から見ると、別の種類の花のように見えます。この日は晴天に恵まれ、暑いほどの陽気だったため、出会うことができたのかもしれません。会津駒ヶ岳は、エゾリンドウやシラネニンジンが見頃を迎えています。登山道の状況は、2025年9月16日ー会津駒ヶ岳の様子をご覧ください。

【居眠り中のヤマネ】

撮影日:令和7年8月19日

背中に走る一本の黒い線、フサフサの尻尾、丸みをおびた小さな体…【ヤマネ】バッジはかわいらしいヤマネの寝姿を撮影したものです。実はこのヤマネ、こっそり山小屋に入り込んで、ふかふかのソファで堂々と眠っていたのです。ヤマネは夜行性で、日中は樹洞などで眠り、夜になると樹上で活動します。よって、人間の生活圏内で出会うことはほとんどありませんが、このヤマネのように突然、私たちの目の前に姿を現すこともあります。もし、ヤマネに出会ったとしても、静かに見守ってくださいね。

【今シーズンのオリジナルデザインバッジ】

今シーズンのオリジナルデザインバッジの一部を並べてみました。春、夏、秋と、色とりどりの花が尾瀬沼周辺を彩り、様々な生き物や風景と出会い、まさに飛ぶ勢いで時間が過ぎ去っていきました。「毎シーズン、バッジを楽しみにしています」と楽しみながら寄付をしてくださる方もおり、大変感謝しております。尾瀬沼ビジターセンター管理員一同、今シーズンもコツコツとデザイン候補の写真を撮りためてきましたので、来シーズンも期待してくださいね。

※尾瀬沼地区においてツキノワグマの目撃報告があります。大江湿原と釜ッ堀湿原にクマ鐘を設置してあります。ツキノワグマと遭遇しないように、クマ鐘を鳴らして通行する、クマ鈴を携行するなどの安全対策をお願いします。詳しくはこちらをご覧ください。

※尾瀬では、森の中と湿原で体感温度が違います。遮るものがない湿原では、晴れの日は暑く、風が吹くと寒く感じます。また、天候が変わりやすく、急に大雨が降ることもあります。帽子や日焼け止め、雨具を必ずお持ちください。

【アクセス】
※沼山峠口
 御池~沼山峠間のシャトルバスは運行中です。詳しくは、会津バスHPをご覧ください。
※大清水口
 大清水~一ノ瀬間の低公害車は運行中です。詳しくは、片品村HPをご確認ください。

【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2025年「第五弾」は、尾瀬沼の秋シリーズです。(オヤマリンドウ、沼尻の草紅葉、ヤマネ、ヤマネと紅葉)

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