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  • 山の鼻ビジターセンターブログ
  • 2025.09.11

2025年9月11日-山の鼻ビジターセンター(山ノ鼻周辺の様子)

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お出かけの際には、2025(令和7)年シーズンについての確認をお願いします。

【※注意】
〇鳩待峠~山ノ鼻間でツキノワグマの目撃情報が増えています。遭遇した場合は、速やかにその場を立ち去るようにし、観察する写真を撮るなどの行為はおやめください(人馴れ等の原因となります)。
関連して、尾瀬山ノ鼻キャンプ場は現在営業休止となっております。詳しくはこちらをご確認ください。
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■天気:雨のち曇り
気温:23.6℃(最高気温)15.4℃(最低気温)

ブログをご覧の皆様、こんにちは。
本日は、山ノ鼻周辺の様子をお伝えします。

【雨上がりの湿原と山々】

今朝の山ノ鼻は未明よりザーザーと強い雨が降り注ぎましたが、早朝には雨が止み静かな朝が戻ってきました。
しっとりと濡れた湿原の向こうには、尾瀬を見守るように佇む至仏山や燧ヶ岳の姿をくっきりと見ることができました。

【お花と生き物たち】
昨日は穏やかな日差しの中、研究見本園では、色とりどりのお花にたくさんの生き物が集まっていました。

エゾリンドウの青紫色のお花からは、蜜を吸い終わったハナバチが出てきましたよ。

研究見本園中通りでは、終わりを迎えつつあるオゼヌマアザミの花に、ヒョウモンチョウが代わる代わる蜜を吸いにきていました。

ミヤマワレモコウやニッコウキスゲの実の上では、トンボが静かに羽を休めていました。

【ススキの穂 揺れ】

研究見本園ではヨシやアブラガヤに加え、ススキの穂も目立つようになってきました。
ススキの穂が揺れる彼方には燧ヶ岳が望め、湿原もだんだんと秋の装いをまとってきました。

【秋風に佇む】

今年はお花の当たり年だったコバイケイソウの実の上で、鳥が静かに佇んでいました。ノビタキの幼鳥でしょうか。

白露を迎え、尾瀬はめっきり秋めいてきました。静かな尾瀬を満喫できる季節ですので、移りゆく自然を味わいにぜひ尾瀬へお越しくださいね。


尾瀬は山間地です。寒暖差が大きいため、防寒着を用意するとともに熱中症に注意していただき、十分な水分補給及び休憩を取るようお願いいたします。
また、午後になると天気が急変し雷雨になることがあります。必ずレインウェアを持参し、計画的な登山で早めの行動を心がけてください。

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ツキノワグマに御注意ください。ツキノワグマとの共存

山ノ鼻地区の研究見本園内はツキノワグマが集中する場所ですので、入山者の皆さんの安全を第一として研究見本園の一部を一時閉鎖しています。ご理解とご協力をお願いすると共にクマ鈴の携帯や、声を出すなど安全対策をお願いいたします。
・至仏山入口は、研究見本園入口と共通ですので、至仏山へ行かれる方は十分注意して通行してください。
・朝、夕のクマの活動時間では、遭遇する危険性が高くなります。16:00以降の研究見本園の散策は、控えていただきますようお願いいたします。

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○八木沢道は八木沢橋の破損により当面の間通行できませんので、ご注意ください。詳細につきましては、【8/1更新】尾瀬ケ原(竜宮・見晴地区)から富士見峠の通行止めについてをご参照ください。
○至仏山開山しています。ルールやマナーを守って安全にお楽しみください。
・山ノ鼻から至仏山山頂に続く東面登山道は「上り専用」です。
・至仏山にはトイレがありませんので、携帯トイレをご準備ください。
☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】

山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。

2025年「第四弾」は「昔日の尾瀬と愛らしい生き物たち」です。 

尾瀬山の鼻ビジターセンター 川畑

  • 尾瀬公式 Instagram
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