- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2025.09.07
2025年9月7日-山の鼻ビジターセンター(尾瀬ヶ原の様子)
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お出かけの際には、2025(令和7)年シーズンについての確認をお願いします。
【※注意】
〇鳩待峠~山ノ鼻間でツキノワグマの目撃情報が増えています。遭遇した場合は、速やかにその場を立ち去るようにし、観察する写真を撮るなどの行為はおやめください(人馴れ等の原因となります)。
関連して、尾瀬山ノ鼻キャンプ場は現在営業休止となっております。詳しくはこちらをご確認ください。
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■天気:晴れのち曇り
気温:29.5℃(最高気温)12.6℃(最低気温)
ブログをご覧の皆様、こんにちは。
本日は、尾瀬ヶ原の様子をお伝えします。
【早朝の上田代】

今朝6時ごろの様子です。湿原にかかる靄の向こうに、太陽がうっすらと見えました。靄はこのあと次第に晴れ、青空の広がる爽やかな一日となりました。
【多く見られる花】


ミヤマアキノキリンソウもゴマナも、尾瀬ヶ原の至るところで見られます。木道脇に咲いているので、歩きながら楽しむことができます。

木道を歩いていると、白いウメバチソウも視界にたくさん入ってきます。高山に咲くウメバチソウは草丈10cm前後ですが、尾瀬ヶ原では30~40cmほどです。周囲に埋もれてしまわないように、草丈が長くなるのでしょうか。植物たちは、環境に合わせて生育しているのだなと感じます。
【ズミ】

ズミの実が赤く色付いていました。鮮やかな赤は目を引きますし、見つけると嬉しくなります。
【翌年に向けて】

湿原に生える小さな木、ヤチヤナギです。葉っぱの間に、茶色の小さな芽ができていました。まだ9月上旬ですが、早くも来春に向けて準備が始まっています。
【尾瀬の不思議】

湿原が油で汚染されてたのかと心配になるかもしれませんが、そうではありません。湿原の泥炭に含まれる鉄分が空気に触れて酸化し、水面にできた酸化被膜が金属光沢をもつため、油が浮いているように見えるそうです。
日増しに秋めいてくる尾瀬の自然を味わいに、ぜひいらしてください。
尾瀬は山間地です。寒暖差が大きいため、防寒着を用意するとともに熱中症に注意していただき、十分な水分補給及び休憩を取るようお願いいたします。
また、午後になると天気が急変し雷雨になることがあります。必ずレインウェアを持参し、計画的な登山で早めの行動を心がけてください。
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ツキノワグマに御注意ください。ツキノワグマとの共存
山ノ鼻地区の研究見本園内はツキノワグマが集中する場所ですので、入山者の皆さんの安全を第一として研究見本園の一部を一時閉鎖しています。ご理解とご協力をお願いすると共にクマ鈴の携帯や、声を出すなど安全対策をお願いいたします。
・至仏山入口は、研究見本園入口と共通ですので、至仏山へ行かれる方は十分注意して通行してください。
・朝、夕のクマの活動時間では、遭遇する危険性が高くなります。16:00以降の研究見本園の散策は、控えていただきますようお願いいたします。

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○八木沢道は八木沢橋の破損により当面の間通行できませんので、ご注意ください。詳細につきましては、【8/1更新】尾瀬ケ原(竜宮・見晴地区)から富士見峠の通行止めについてをご参照ください。
○至仏山開山しています。ルールやマナーを守って安全にお楽しみください。
・山ノ鼻から至仏山山頂に続く東面登山道は「上り専用」です。
・至仏山にはトイレがありませんので、携帯トイレをご準備ください。
☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。
2025年「第四弾」は「昔日の尾瀬と愛らしい生き物たち」です。

尾瀬山の鼻ビジターセンター 天津











