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  • 尾瀬沼ビジターセンターブログ
  • 2025.09.02

2025年9月2日-尾瀬沼ビジターセンターより(尾瀬沼周辺で見かける鳥と花)

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尾瀬では、まだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
尾瀬においでになる際には、2025(令和7)年シーズンについての確認をお願い致します。=============================================================

■天気:晴れ

気温 :19.9℃(9時)26.3℃(昨日の最高気温)13.8℃(今日の最低気温)

ブログをご覧のみなさま、こんにちは。
9月に入りましたが、晴れ渡った今日は湿原を歩いていると汗がじっとりと滲んできました。秋とはいえまだ暑い日もありますので、帽子や水分は必携です。

【今朝の逆さ燧】

今朝は風がほとんど無く沼の水面も穏やかで、綺麗な逆さ燧が見えました。手前に水草が生えているため頂上までは映らないのが少し惜しいですが、その景色はまた来年に期待しましょう。

【水辺の鳥たち】

沼と湿原の間でよく見かける大きな鳥。どちらもペリカン目サギ科アオサギ属で、魚類・両生類・昆虫類を主な餌としています。

水面を滑るように泳ぐ姿を第二展望デッキからよく見かけます。このほか、尾瀬沼周辺には色々な水鳥が住んでいます。

【林の中の鳥たち】

ゴジュウカラは何かの実をくわえていました。コゲラは虫でも探しているのでしょうか。
尾瀬沼のほとりを散策していると色々な鳥を見かけます。皆さんも双眼鏡(ビジターセンターで貸し出しています)を片手に野鳥観察をしてみてください。

ここからはいま大江湿原で見られるお花をいくつか紹介します。

【イワショウブ】

白い花がだんだんと赤く色づいてきており、実を結ぶ準備を進めています。

【オクトリカブト】

綺麗な花ですが、植物全体が猛毒ですので触らないようご注意ください。

【タムラソウ】

アザミによく似たお花ですが、アザミがキク科アザミ属なのに対し、こちらは同じキク科でもタムラソウ属です。アザミ属の仲間は夏の花が多いですが、こちらは秋を告げる花です。

【ウメバチソウ】

こちらも秋の定番と言われる花です。梅のような形をしていますね。

【サラシナショウマ】

川の流れに沿って、大きな猫じゃらしのような白い花がたくさん咲いています。

【マルバダケブキ】

全体には終わりかけですが、少し日陰になっている所ではまだ元気な個体があります。

【ミヤマアキノキリンソウ】

こちらもピークは過ぎつつありますが、まだ見頃が続いています。

【ミズギク】

実になりかけの個体が多いですが、まだ新鮮な花も見ることができます。

いかがでしたか?まだまだ紹介しきれない鳥や花がありますので、ぜひ尾瀬沼周辺を訪れ、ご自身の目で楽しんでください。
 

※尾瀬沼地区においてツキノワグマの目撃報告があります。大江湿原と釜ッ堀湿原にクマ鐘を設置してあります。ツキノワグマと遭遇しないように、クマ鐘を鳴らして通行するとかクマ鈴を携行するなどの安全対策をお願いします。詳しくはこちらをご覧ください。

※尾瀬では、森の中と湿原で体感温度が違います。遮るものがない湿原では、晴れの日は暑く、風が吹くと寒く感じます。また、天候が変わりやすく、急に大雨が降ることもあります。帽子や日焼け止め、雨具を必ずお持ちください。

◆秋の特別トークショーのお知らせ
 9月14日に歩荷さんをお呼びしてのトークショーを予定しています。参加費は無料です。 詳しくは、こちら<【尾瀬沼ビジターセンターのイベント情報】(歩荷さんトークショー)>をご覧ください。

【アクセス】
※沼山峠口
 御池~沼山峠間のシャトルバスは運行中です。詳しくは、会津バスHPをご覧ください。
※大清水口
 大清水~一ノ瀬間の低公害車は運行中です。詳しくは、片品村HPをご確認ください。

【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2025年「第四弾」は、尾瀬沼の夏シリーズです。(三本カラマツ、ハクサンコザクラ、ヤマネ、アサギマダラ)

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