- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2025.09.02
2025年9月2日-山の鼻ビジターセンター(至仏山の様子)
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お出かけの際には、2025(令和7)年シーズンについての確認をお願いします。
【※注意】
〇鳩待峠~山ノ鼻間でツキノワグマの目撃情報が増えています。遭遇した場合は、速やかにその場を立ち去るようにし、観察したり写真を撮るなどの行為はおやめください(人馴れ等の原因となります)。
関連して、尾瀬山ノ鼻キャンプ場は現在営業休止となっております。詳しくはこちらをご確認ください。
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■天気:晴れ
気温:32.0℃(最高気温)14.6℃(最低気温)
ブログをご覧の皆様、こんにちは。本日は、至仏山の様子をお伝えします。
【東面登山道の様子】


東面登山道入口は、研究見本園の中を通り抜けたところにあります。初めは樹林帯の中を進みます。森林限界を越えると蛇紋岩や木製階段が出てきます。蛇紋岩は滑りやすく、木製階段は傷んだ箇所が多いので、足の置き場に気を付けてください。
【尾瀬ヶ原を望む】

森林限界を抜けると、眼下に尾瀬ヶ原や遠くの山々を望めるようになります。登山道脇には、植生保護のためのロープが設置されていますので、ロープの外には出ないようにお願いします。
【山頂の様子】


至仏山山頂には大きな標識があります。この日はトンボがたくさん飛び、北側には平ヶ岳(右写真中央奥)など上越の山々が見えました。
【至仏山から小至仏山へ】


東面登山道は植生保護のため登り専用です。至仏山山頂からは、小至仏山を経て鳩待峠へ下りましょう。足元の蛇紋岩に気を付けながらも、眼の前に広がる景色をお楽しみください。
【登山道で見られた花】






登山道の近くに咲いている花々も、目を楽しませてくれます。このほかにも、ミヤマウイキョウの花、コケモモやタカネバラの実などが見られました。
【オヤマ沢田代】

蛇紋岩地帯を抜けてもうしばらく下ると、湿原に出ます。少し黄緑色に変わってきた湿原に、白いイワショウブの花が咲いていました。
【ミヤマアキノキリンソウ】

さらに下って行くと、ミヤマアキノキリンソウにつつまれたかのような場所がありました。花の少ない区間なので、心が少し華やぎます。鳩待峠まであと1時間ほど。足が疲れてくる頃ですが、つまずきやスリップに注意して鳩待峠まで無事下山しましょう。
至仏山ではこの日、真夏とは違う爽やかな風が吹き、抜けるような青空が広がっていました。そして、少し秋めいてきた空気や、この時期ならではの植物を味わうことができます。登山の際は、十分な装備としっかりとした計画のもと、安全にお楽しみください。
尾瀬は山間地です。寒暖差が大きいため、防寒着を用意するとともに熱中症に注意していただき、十分な水分補給及び休憩を取るようお願いいたします。
また、午後になると天気が急変し雷雨になることがあります。必ずレインウェアを持参し、計画的な登山で早めの行動を心がけてください。
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ツキノワグマに御注意ください。ツキノワグマとの共存
山ノ鼻地区の研究見本園内はツキノワグマが集中する場所ですので、入山者の皆さんの安全を第一として研究見本園の一部を一時閉鎖しています。ご理解とご協力をお願いすると共にクマ鈴の携帯や、声を出すなど安全対策をお願いいたします。
・至仏山入口は、研究見本園入口と共通ですので、至仏山へ行かれる方は十分注意して通行してください。
・朝、夕のクマの活動時間では、遭遇する危険性が高くなります。16:00以降の研究見本園の散策は、控えていただきますようお願いいたします。

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○八木沢道は八木沢橋の破損により当面の間通行できませんので、ご注意ください。詳細につきましては、【8/1更新】尾瀬ケ原(竜宮・見晴地区)から富士見峠の通行止めについてをご参照ください。
○至仏山開山しています。ルールやマナーを守って安全にお楽しみください。
・山ノ鼻から至仏山山頂に続く東面登山道は「上り専用」です。
・至仏山にはトイレがありませんので、携帯トイレをご準備ください。
☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。
2025年「第四弾」は「昔日の尾瀬と愛らしい生き物たち」です。

尾瀬山の鼻ビジターセンター 天津











