- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2025.08.19
2025年8月19日-山の鼻ビジターセンター(鳩待峠~山ノ鼻周辺の様子)
============================================================
お出かけの際には、2025(令和7)年シーズンについての確認をお願いします。
【※注意】
〇研究見本園の一部を閉鎖しています。
○八木沢道は八木沢橋の破損により当面の間通行できませんので、ご注意ください。詳細につきましては、【8/1更新】尾瀬ケ原(竜宮・見晴地区)から富士見峠の通行止めについてをご参照ください。
○至仏山開山しています。ルールやマナーを守って安全にお楽しみください。
・山ノ鼻から至仏山山頂に続く東面登山道は「上り専用」です。
・至仏山にはトイレがありませんので、携帯トイレをご準備ください。
○富士見峠公衆トイレは故障のため使用できません。
============================================================
■天気:晴れ
気温:31.9℃(最高気温)14.4℃(最低気温)
ブログをご覧の皆様、こんにちは。
本日は、鳩待峠~山ノ鼻付近の様子をお伝えします。
尾瀬では晴れの日が続き、今日も気持ちのよい青空が広がりました。
【鳩待峠】


ここから尾瀬ヶ原、至仏山、アヤメ平それぞれの方向に向かいます。このような夏らしい青空の下でスタートすると、到着したそれぞれの場所ではどんな夏の風景が広がるのかわくわくさせられます。

テンマ沢付近では、マルバダケブキの群生が見られます。鳩待峠~山ノ鼻までの木陰の林内歩きは、猛暑の中でもとても清々しく気持ちよいものです。
【研究見本園より】




水生植物のヒツジグサは水深約1m、オゼコウホネは水深約2mのところに生育しますが、研究見本園の大きな池塘では両方が生育しています。現在、オゼコウホネの花は二つだけですが、ヒツジグサはたくさん花を咲かせています。オゼコウホネは、他に北海道と山形の月山にしかない貴重な種なので、訪れた際にはぜひご覧ください。また、ヒツジグサは昼頃にならないと花を咲かせないので、両方咲いている様子をご覧になるには昼過ぎに訪れるとタイミングがよいでしょう。
尾瀬は山間地です。寒暖差が大きいため、防寒着を用意するとともに熱中症に注意していただき、十分な水分補給及び休憩を取るようお願いいたします。
また、午後になると天気が急変し雷雨になることがあります。必ずレインウェアを持参し、計画的な登山で早めの行動を心がけてください。
============================================================
ツキノワグマに御注意ください。ツキノワグマとの共存
ツキノワグマによるミズバショウの実の採食が活発になってきました。
特に、山ノ鼻地区の研究見本園内はツキノワグマが集中する場所ですので、入山者の皆さんの安全を第一として研究見本園の一部を一時閉鎖することとなりました。ご理解とご協力をお願いすると共にクマ鈴の携帯や、声を出すなど安全対策をお願いいたします。
・至仏山入口は、研究見本園入口と共通ですので、至仏山へ行かれる方は十分注意して通行してください。
・朝、夕のクマの活動時間では、遭遇する危険性が高くなります。16:00以降の研究見本園の散策は、控えていただきますようお願いいたします。

============================================================
☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
============================================================
【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。
2025年「第四弾」は「昔日の尾瀬と愛らしい生き物たち」です。

尾瀬山の鼻ビジターセンター 渡辺











