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お出かけの際には、2025（令和７）年シーズンについての確認をお願いします。

【※注意】
〇研究見本園の一部を閉鎖しています。
○八木沢道は八木沢橋の破損により当面の間通行できませんので、ご注意ください。詳細につきましては、【注意】尾瀬ケ原（竜宮・見晴地区）から富士見峠の通行止めについてをご参照ください。
○至仏山開山しています。ルールやマナーを守って安全にお楽しみください。
・山ノ鼻から至仏山山頂に続く東面登山道は「上り専用」です。
・至仏山にはトイレがありませんので、携帯トイレをご準備ください。
○富士見峠公衆トイレは故障のため使用できません。
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■天気：雨のち曇り
気温：18.9℃（最高気温）15.4℃（最低気温）

ブログをご覧の皆様、こんにちは。今日は一日雨予報でしたが三連休の中日ということもあり、多くの登山者がみえました。赤、水色、黄色など登山者の様々なカラーのレインウェアで、尾瀬ヶ原がカラフルに彩られていました。

本日は、雨の尾瀬ヶ原の様子をお伝えします。

【川の様子】

山ノ鼻地区から尾瀬ヶ原に行く際に渡る原の川上川橋では、川の流れが普段より速いように感じました。尾瀬ヶ原は周囲を2,000ｍ級の山々に囲まれているため、降った雨が集まり、水が豊富な場所になっています。

【クマ鐘】

クマの目撃が多い場所では、クマ鐘が設置されています。雨の日は匂いや音、視界の悪さから、クマも人間に気がつかない場合があります。鐘を鳴らし、クマに人間の存在を知らせて安全にお通り下さい。

【尾瀬ヶ原に出て最初のベンチ】

皆さんが遠くの景色をスマホで撮影したり、池塘の水面にできる雨の波紋を眺めたり、思い思いに小休止をしていました。

雨の日はレインウェアで身動きが取りづらく、ベンチに座ってゆっくり休憩を取ることが少なくなるかもしれません。ですが身体は休息を欲している場合がありますので、意識的に休息を取るよう心掛けていただければと思います。雨の日でも水分をこまめに取りましょう。

【木道の様子】

雨に濡れた木道は滑りやすくなっていますので、転倒にお気をつけください。下を見ると、木道沿いにはミズバショウの葉やヤチヤナギの葉が見られました。

【山の様子】

ふっと見上げると、山肌の大部分は雨雲で隠れていましたが、遠くに存在する山々の雄大さを感じることができました。雨で顔が濡れないように、転ばないように気を配りながら歩いていると、つい下を向きがちですが、顔を上げて大自然を感じてみてください。そびえ立つ山の偉大さに驚かされたり、自然の雨の音が癒しの音に感じるかもしれません。

【尾瀬ヶ原で見られた花】

秋を代表する花々が咲き始めました。夏の花たちからお花リレーのバトンを静かに受け取っているかのようです。

気温が下がる雨天時は、肌寒いからといってたくさん服を着込むと汗がうまく発汗されず、熱がこもりやすくなってしまいます。レインウェアは蒸れにくいものを選び、ご自身で快適な登山となるよう体温調節を行いましょう。汗冷えは低体温症を招く恐れがありますので、お気をつけください。

雨の尾瀬では、普段とは違った非日常を味わうことができます。疲れた心身をリフレッシュしに尾瀬へお越しください。

尾瀬は山間地です。寒暖差が大きいため、防寒着を用意するとともに熱中症に注意していただき、十分な水分補給及び休憩を取るようお願いいたします。
また、午後になると天気が急変し雷雨になることがあります。必ずレインウェアを持参し、計画的な登山で早めの行動を心がけてください。

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ツキノワグマに御注意ください。ツキノワグマとの共存

ツキノワグマによるミズバショウの実の採食が活発になってきました。

特に、山ノ鼻地区の研究見本園内はツキノワグマが集中する場所ですので、入山者の皆さんの安全を第一として研究見本園の一部を一時閉鎖することとなりました。ご理解とご協力をお願いすると共にクマ鈴の携帯や、声を出すなど安全対策をお願いいたします。

・至仏山入口は、研究見本園入口と共通ですので、至仏山へ行かれる方は十分注意して通行してください。
・朝、夕のクマの活動時間では、遭遇する危険性が高くなります。16:00以降の研究見本園の散策は、控えていただきますようお願いいたします。

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☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】

山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。

2025年「第三弾」「尾瀬 夏本番」です。　（至仏山、燧ケ岳、ヒツジグサ）

尾瀬山の鼻ビジターセンター　坂本