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  • 尾瀬沼ビジターセンターブログ
  • 2025.08.09

2025年8月9日-尾瀬沼ビジターセンターより(尾瀬沼は水鳥の楽園でもあります)

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尾瀬では、まだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
尾瀬においでになる際には、2025(令和7)年シーズンについての確認をお願い致します。=============================================================

■天気:晴れ

気温:17.1℃(9時)19.9℃(昨日の最高気温)10.3℃(今日の最低気温)

ブログをご覧のみなさま、こんにちは。
3連休初日を迎え、尾瀬沼周辺は多くのお客様で賑わっています。
昨日は最高気温が20℃に届かない寒々とした日で、夜も8月初旬とは思えない寒さでした。今日は昨日より気温も上がりましたが、風はひんやりしており散策向きの天候となっています。
さて、尾瀬と言えばお花ですが、今日はまず水鳥のお話からしたいと思います。

【マガモファミリー】

昨朝、第一大江橋のあたりを散策していると、大江川の中でマガモの親子が泳いでいました。最初は人間を警戒して遠巻きに泳いでいましたが、こちらがじっとしていると近寄ってきてくれました。子ガモの数、なんと8羽!とても可愛いこの子たち、無事に育って欲しいと思います。

【アオサギ】

尾瀬沼の浅瀬で餌を求めて歩き回るアオサギをよく見かけます。
主に魚を餌としていますが、カエルや昆虫、他の鳥のヒナなど色々な生き餌を食べるようです。
他に、いつも浅瀬で羽を広げているカワウや、水面を滑るオオバン、カイツブリなど多くの水鳥を観察することができます。

ここからは今見られるお花のご紹介です。

【ヤナギラン】

今いちばん鮮やかなピンクで目立つのはヤナギランです。平野家のお墓があるヤナギランの丘はその名の通りピンクに染まっています。ビジターセンター周辺でもたくさん咲いており、周りの建物の濃い色を背景として「映え」ています。

【サワギキョウ】

濃い紫のサワギキョウも増えてきました。綺麗な花ですが、この色を見ると「もう秋が近いな」と少し寂しく感じます。

【マルバダケブキ】

ここ数日で増えてきました。特に第二大江橋の辺りに多く感じます。ミズギクやオタカラコウに続いて鮮やかな黄色で湿原を飾ってくれます。

【オゼヌマアザミ】

ノアザミの季節が終わり、今見られるアザミの多くはこのオゼヌマアザミです。ウラギンヒョウモンが蜜を吸っている姿をよく見かけます。

【ツリガネニンジン】

一週間前には一株だけしか見つかりませんでしたが、だいぶ増えてきました。通常は淡い薄紫のお花が多いですが、中にはほぼ白と言っていいほど薄い色のものも見受けられます。

【イワショウブ】

小さくてちょっと見落としがちですが、一つ一つのお花に注目するととても可憐な形をしています。第二大江橋から小淵沢田代分岐の辺りでよく見かけます。

ここに紹介したものだけでなく他にも色々なお花が咲いていますので、ぜひ尾瀬沼へお越しください。

◆クマに注意◆

ここのところ大江湿原や釜ッ堀湿原でツキノワグマの目撃情報が増えています。不意の遭遇は重大な事故につながりますので、クマ鈴やクマ鐘を利用して「人がいるよ」とクマに知らせてください。クマは基本的には臆病なので、人のいない方に逃げていくはずです。

大江湿原・釜ッ堀湿原ともに湿原の入口にクマ鐘があります。鳴らして「人が通るよ!」と知らせましょう。

※尾瀬では、森の中と湿原で体感温度が違います。遮るものがない湿原では、晴れの日は暑く、風が吹くと寒く感じます。また、天候が変わりやすく、急に大雨が降ることもあります。帽子や日焼け止め、雨具を必ずお持ちください。

【アクセス】
※沼山峠口
 御池~沼山峠間のシャトルバスは運行中です。詳しくは、会津バスHPをご覧ください。
※大清水口
 大清水~一ノ瀬間の低公害車は運行中です。詳しくは、片品村HPをご確認ください。

【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2025年「第三弾」は、尾瀬沼の夏シリーズです。(ヒツジグサ、ヤマネとニッコウキスゲ、ニッコウキスゲ、沼尻)

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