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  • 山の鼻ビジターセンターブログ
  • 2025.08.08

2025年8月8日-山の鼻ビジターセンター(尾瀬ヶ原の様子)

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お出かけの際には、2025(令和7)年シーズンについての確認をお願いします。

【※注意】
〇研究見本園の一部を閉鎖しています。
○八木沢道は八木沢橋の破損により当面の間通行できませんので、ご注意ください。詳細につきましては、【注意】尾瀬ケ原(竜宮・見晴地区)から富士見峠の通行止めについてをご参照ください。
○至仏山開山しています。ルールやマナーを守って安全にお楽しみください。
・山ノ鼻から至仏山山頂に続く東面登山道は「上り専用」です。
・至仏山にはトイレがありませんので、携帯トイレをご準備ください。
○富士見峠公衆トイレは故障のため使用できません。
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■天気:曇りのち晴れ
気温:24.3℃(最高気温)15.3℃(最低気温)

ブログをご覧の皆様、こんにちは。
早朝に降っていた雨も早々に上がり、爽やかな風が吹く涼しい一日となりました。
本日は、尾瀬ヶ原の様子をお伝えします。

【サワギキョウ】

尾瀬ヶ原では、サワギキョウの花がきれいに咲いています。すっと伸びた茎、濃い青紫色の花をつけた姿に、気品を感じます。つぼみも多く見られます。

【タカネアオヤギソウの群生】

東電下の大堀橋をヨッピ吊橋方面に渡った先では、タカネアオヤギソウが群生していました。少し前にニッコウキスゲが黄色く染め上げていた場所です。昨年までは群生していなかったので、これも植生保護柵効果でしょうか。黄緑色の花は、よく見るととても可愛らしい形をしています。

【ヒツジグサ】

ヒツジグサの葉が、池塘を埋め尽くすかのように広がっていました。葉の色が、心なしか黄味を帯びてきたように見えます。

【ケナシヤブデマリとツノハシバミ】

温泉小屋付近にあるケナシヤブデマリ(左写真)に、実がなっていました。真っ赤な実と花序がとても色鮮やかです。そして、その近くにユニークな形のツノハシバミの実を見つけました。花が終わり、実ができている木々が増えています。

【咲いていた花々】

ミズギクやコバギボウシは、多くの場所で見ることができます。立秋を過ぎたことを物語るかのように、ウメバチソウやイワショウブの蕾も出始めました。
移りゆく季節を味わいに、ぜひ尾瀬にお越しください。

尾瀬は山間地です。寒暖差が大きいため、防寒着を用意するとともに熱中症に注意していただき、十分な水分補給及び休憩を取るようお願いいたします。
また、午後になると天気が急変し雷雨になることがあります。必ずレインウェアを持参し、計画的な登山で早めの行動を心がけてください。

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ツキノワグマに御注意ください。ツキノワグマとの共存

ツキノワグマによるミズバショウの実の採食が活発になってきました。

特に、山ノ鼻地区の研究見本園内はツキノワグマが集中する場所ですので、入山者の皆さんの安全を第一として研究見本園の一部を一時閉鎖することとなりました。ご理解とご協力をお願いすると共にクマ鈴の携帯や、声を出すなど安全対策をお願いいたします。

・至仏山入口は、研究見本園入口と共通ですので、至仏山へ行かれる方は十分注意して通行してください。
・朝、夕のクマの活動時間では、遭遇する危険性が高くなります。16:00以降の研究見本園の散策は、控えていただきますようお願いいたします。

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☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】

山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。

2025年「第三弾」「尾瀬 夏本番」です。 (至仏山、燧ケ岳、ヒツジグサ)

尾瀬山の鼻ビジターセンター 天津

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