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尾瀬では、まだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
尾瀬においでになる際には、2025（令和7）年シーズンについての確認をお願い致します。=============================================================

■天気：晴れ時々曇り

気温：21.7℃（9時）23.5℃（昨日の最高気温）14.1℃（今日の最低気温）

ブログをご覧のみなさま、こんにちは。

８月最初の週末はご家族連れやグループのお客様の声が響き、賑やかなビジターセンター周辺です。館内ではたくさんのお客様が、歩荷さんの荷物を背負う体験をして記念撮影をされています。荷物の中身は入っていませんので、お気軽に体験していただけますよ。

【今日の大江湿原と燧ヶ岳】

青空と白い雲、山の深緑、湿原の黄緑のコントラスト、まるで絵葉書のような風景が広がっています。

【サワギキョウ（沢桔梗）】

三本カラマツの近くに、秋を感じさせる青紫色のサワギキョウが咲きました。尾瀬の1年は半年が冬です。残りの半年に春、夏、秋がギューッと凝縮されているので、夏のお花の盛りの大江湿原にも、そっと秋が歩み寄っているようですね。

【イワショウブ（岩菖蒲）】

イワショウブの小さな白い花が咲き始めてきました。細い葉がショウブに似ていることから、イワショウブと名付けられていますが、ユリ科のお花です。

【ゼンテイカ（禅庭花）】

７月中旬に大江湿原を彩っていた、ニッコウキスゲの通称で親しまれているゼンテイカ。かなり少なくなりましたが、少しだけ姿を見かけることができます。

【シラタマノキ（白玉の木）】

７月頃にクリーム色の小さな花を咲かせていたシラタマノキが、白い実を結んでいました。

【オオバダケシマラン（大葉竹縞蘭）】

こちらも、７月頃に釣鐘状の花を咲かせていたオオバタケシマラン。真っ赤な楕円形の実をつけていました。実の付いた茎が、「く」の字のように曲がっているのがユニークですね。

たくさんのトンボや、咲き誇っている花の蜜を求めてキアゲハやキベリタテハ、ヒョウモンチョウなどの蝶も舞っています。夏休みに、尾瀬の自然に出会いにいらっしゃいませんか。

※尾瀬では、森の中と湿原で体感温度が違います。遮るものがない湿原では、晴れの日は暑く、風が吹くと寒く感じます。また、天候が変わりやすく、急に大雨が降ることもあります。帽子や日焼け止め、雨具を必ずお持ちください。

【アクセス】
※沼山峠口
　御池～沼山峠間のシャトルバスは運行中です。詳しくは、会津バスHPをご覧ください。
※大清水口
　大清水～一ノ瀬間の低公害車は運行中です。詳しくは、片品村HPをご確認ください。

【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2025年「第三弾」は、尾瀬沼の夏シリーズです。（ヒツジグサ、ヤマネとニッコウキスゲ、ニッコウキスゲ、沼尻）

尾瀬沼ビジターセンター