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  • 尾瀬沼ビジターセンターブログ
  • 2025.08.02

2025年8月2日-尾瀬沼ビジタセンターより(ゆっくりとお花を観察するチャンスです)

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尾瀬では、まだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
尾瀬においでになる際には、2025(令和7)年シーズンについての確認をお願い致します。=============================================================

■天気:雨のち曇り、時々晴れ

気温:19.2℃(9時)25.2℃(昨日の最高気温)17.5℃(今日の最低気温)

ブログをご覧のみなさま、こんにちは。
朝は台風9号の影響とみえる強い風と小雨でちょっと心配な天気でしたが、しだいに霧雨から曇り空に変わり、散策しやすい天候となりました。時々見える青空から降り注ぐ太陽光に汗ばむ時もありますが、しっとり濡れた植物がキラキラ輝き、また違った魅力を見せてくれます。
そんな中、大江湿原~三平下を散策してきましたので、見かけたお花をご紹介します。

【ツリガネニンジン】

第二大江橋のたもとに一株だけ咲いていました。名前のとおり釣鐘のような形をした淡い色の花、これから増えるのが楽しみです。

【バイケイソウ】

コバイケイソウは既に実を結びつつある状態ですが、コバイケイソウより花期の遅いバイケイソウは今が見頃のようです。三平下周辺で割と多く見かけました。

続いては、最近のブログにも登場している、大江湿原で今よく見かけるお花です。

【コオニユリ】

鮮やかなオレンジ色でひときわ目立ちます。白い雲と青空にも映えますね。

【コバギボウシ】

この薄紫色が緑の湿原に映えます。今にも落ちそうな雨のしずくもお花の魅力を引き立たせていました。

【ヤナギラン】

ヤナギランの丘では、わずかな標高差が関係してかビジターセンター周辺より開花が遅れていたのですが、見頃を迎えていました。

【オゼヌマアザミ】

先日のブログにもありましたが、ピークを過ぎたノアザミに代わり、オゼヌマアザミが増えてきました。葉には棘があり、刺さると痛いのでそばを通る時は気をつけましょう。

【オタカラコウ】

湿原で黄色く目立つのはこのオタカラコウです。基本的に水路に沿って増える花ですが、木道の間などでも見られる場所があります。

【ミズギク】

背が高く目立つ黄色は上のオタカラコウですが、足元からもまた鮮やかな黄色が目に飛び込んできます。

【ハンゴンソウ】

先日駆除作業を行ったオオハンゴンソウは環境省指定特定外来生物ですが、こちらはそうではありません。ビジターセンター前の植え込みでも鮮やかに咲き、多くの虫を集めています。


ニッコウキスゲが終わったいま、尾瀬を訪れる人の数は少し落ち着いていますが、色々なお花を観察しながらゆっくり散策するチャンスです。ぜひ尾瀬に足を運んでみてください。

※尾瀬では、森の中と湿原で体感温度が違います。遮るものがない湿原では、晴れの日は暑く、風が吹くと寒く感じます。また、天候が変わりやすく、急に大雨が降ることもあります。帽子や日焼け止め、雨具を必ずお持ちください。

【アクセス】
※沼山峠口
 御池~沼山峠間のシャトルバスは運行中です。詳しくは、会津バスHPをご覧ください。
※大清水口
 大清水~一ノ瀬間の低公害車は運行中です。詳しくは、片品村HPをご確認ください。

【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2025年「第三弾」は、尾瀬沼の夏シリーズです。(ヒツジグサ、ヤマネとニッコウキスゲ、ニッコウキスゲ、沼尻)

尾瀬沼ビジターセンター

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