- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2025.07.14
2025年7月14日-山の鼻ビジターセンター(尾瀬ヶ原の様子)
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お出かけの際には、2025(令和7)年シーズンについての確認をお願いします。
【※注意】
○長沢新道は長沢橋の破損、八木沢道は八木沢橋の破損により当面の間通行できませんので、ご注意ください。詳細につきましては、【注意】尾瀬ケ原(竜宮・見晴地区)から富士見峠の通行止めについてをご参照ください。
○至仏山開山しています。ルールやマナーを守って安全にお楽しみください。
・山ノ鼻から至仏山山頂に続く東面登山道は「上り専用」です。
・至仏山にはトイレがありませんので、携帯トイレをご準備ください。
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■天気:晴れ
■気温:26.4℃(最高気温)12.1℃(最低気温)
ブログをご覧の皆様、こんにちは。至仏山が開山してから、山の鼻ビジターセンター前のキャンプ場では朝早くから山に登るためか、テント泊をされるお客様の姿が多く見受けられます。

本日は、尾瀬ヶ原の様子をお伝えします。
【今日の日の出】

燧ヶ岳の山頂が厚い雲に覆われていましたが、山頂付近からお日様の光が漏れ、空がオレンジ色に輝いてきました。
【至仏山と二層の虹】

太陽の明るさを感じた後、しばらくすると至仏山の上に虹が架かりました。あまりにも突然の立派な虹との遭遇で、感動のあまり鳥肌が立ちました。
【池塘に映る空】

山ノ鼻ビジターセンターから尾瀬ヶ原へ出て、一番最初にある右側のベンチから撮影しました。白い雲も自然の造形物として私たちの心を癒してくれます。
【逆さ燧の池塘】

静かな池塘の水面に燧ヶ岳が逆さまに映り込みます。たくさんの方々がこの場所で撮影されますが、自然が見せてくれる景色は全く同じにはなりません。みなさまにとってかけがえのない思い出になる事と思います。
【キンコウカとハッチョウトンボ】


キンコウカは下から上に花を咲かせます。
ハッチョウトンボがキンコウカの蕾の上で休んでいました。オスは絵の具の赤のようなハッキリとした色をしており、小さいながらも湿原の中で一際目立ちます。
これがトンボ?(日本最小のトンボを見つけられるかな? - ハッチョウトンボ)
尾瀬保護財団HPでもハッチョウトンボについてご紹介しています。その他にも様々な動植物や歴史についてまとめていますので、環境学習ポイントのページをご覧ください。尾瀬に興味を持って下さる方が少しでも増えると嬉しいです。
【ツキノワグマ対策を行いました】

本日はツキノワグマ対策の一環として関係者及び尾瀬ボランティアのみなさんと共に、ミズバショウの果穂(かすい)の刈取り作業が行われました。作業に参加された皆さま大変ありがとうございました。尾瀬に生息しているクマは、ミズバショウの果穂を好んで食べます。クマと人との不意な接触を無くすため、テンマ沢湿原と研究見本園で作業が行われました。
尾瀬では寒暖差が大きく、朝夕は寒く感じることもありますが、晴れた日の日中は最高気温が30℃くらいまで上がることもあります。防寒着を用意するとともに熱中症に注意していただき、十分な水分補給及び休憩を取るようお願いいたします。
また雷注意報が出ている場合には、午後になると天気が急変し雷雨になることが多いです。計画的な登山で早めの行動を心がけてください。
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☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。
2025年「第二弾」「尾瀬 春から夏へ」です。
(ニッコウキスゲ、ワタスゲ、タテヤマリンドウ、ヒメシャクナゲ、ミツガシワ)

尾瀬山の鼻ビジターセンター 坂本











