- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2025.06.09
2025年6月9日-山の鼻ビジターセンターより(尾瀬ヶ原、山ノ鼻周辺の様子)
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尾瀬ではまだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
お出かけの際には、2025(令和7)年シーズンについての確認をお願いします。
【※注意】長沢新道は長沢橋の破損、八木沢道は八木沢橋の破損により当面の間通行できませんので、ご注意ください。
詳細につきましては、【注意】尾瀬ケ原(竜宮・見晴地区)から富士見峠の通行止めについてをご参照ください。
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■天気:晴れ
■気温:23.5℃(最高気温)4.8℃(最低気温)
ブログをご覧の皆様、こんにちは。週末の尾瀬ヶ原は多くの入山者で賑わっていました。今日は尾瀬ヶ原や山ノ鼻周辺の様子をご紹介します。
【朝靄の尾瀬ヶ原】



日中は多くのお客様で賑わいますが、朝の尾瀬ヶ原は静かな時間が流れています。ワタスゲが果穂をつけ始め木道の高さまで伸びてきていました。
透き通った空気の尾瀬でゆっくり深呼吸をすると、たくさん歩いた達成感を感じながら肩の力が抜けて心も身体も満たされると思います。
【日の出】


朝靄が幻想的な尾瀬ヶ原で、まんまるな太陽のエネルギーを感じました。木道の脇にはたくさんリュウキンカが咲いています。
【研究見本園の植生保護柵】

研究見本園内では湿原の植物をニホンジカから守るため、植生保護柵を設置しています。「見本園」という名前の場所ですが自然にできた湿原で、比較的小さなエリアにさまざまなお花が咲いているのでオススメです。自由に出入りできますが柵を開けたら閉めていただくようお願いします。
【研究見本園内の池塘】

左側の入り口から真っ直ぐ進むといくつか池塘があります。池塘に至仏山が逆さに映りこむ景色は人気です。
【ミズバショウ】


現在ミズバショウの群生が研究見本園を華やかにしてくれています。
【リュウキンカ】

ミズバショウの群生の中に黄色いリュウキンカが目立っていました。
【山の鼻ビジターセンター掲示板】
鳩待峠からお越しいただくと右側に山の鼻ビジターセンターの建物と掲示版が見えてきます。

掲示板には当日の天気や尾瀬の情報などを掲示していますので、ご確認ください。

山の鼻ビジターセンターの向かい側には自炊場があり、こちらで水を汲んで飲む事ができます。
尾瀬を満喫するためには、充分な準備と余裕のある行動計画でお越しください。尾瀬では寒暖差が大きく、朝は0℃近くまで気温が下がることがあり、晴れた日の日中は最高気温が25℃くらいまで上がることもあります。防寒着やサングラス、帽子、行動食などを備えていただき、熱中症対策として水分補給や十分な休憩を取るようにお願いします。山の天気は変わりやすいのでレインウェアの持参もお忘れなく、安全に「いま」の尾瀬を全身で味わっていただけたらと思います。
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☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。
「第一弾」「春の尾瀬」です

尾瀬山の鼻ビジターセンター 坂本