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  • 尾瀬沼ビジターセンターブログ
  • 2024.10.13

2024年10月13日-尾瀬沼ビジターセンターより(色づく燧ヶ岳)

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2024年の尾瀬シーズンも、残り1カ月を切りました。尾瀬周辺のアクセス、各施設の営業終了(閉鎖)予定、尾瀬ヶ原の橋板撤去予定などについては、こちらの「2024年シーズンオフ関連情報」でご確認ください。
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■天気:晴れ
■気温:9.4℃(9時)14.5℃(昨日の最高気温)3.7℃(今日の最低気温)

ブログをご覧のみなさま、こんにちは。

三連休も中日を迎え、たくさんのハイカーで賑わう尾瀬沼周辺です。今年は8月や9月の土日に荒天が続いたため、日程を三連休の今回に振り替えて尾瀬に来られた方もいらっしゃるようです。ニッコウキスゲのシーズン以降、一番多くハイカーが来ているように感じました。

【大江湿原の様子】

晴れの日が続く尾瀬沼周辺ですが、朝晩は非常に冷え込みますので防寒着を必ずお持ちください。

【沼尻の風景】

沼尻の公衆トイレの少し北に小さな散策路があり、美しい池塘を見ることができます。ヒツジグサの葉も真っ赤に色づき秋らしい様相です。

さて先日、燧ヶ岳の巡回へ行ってきました。そこで本日は色づく燧ヶ岳の様子をご紹介します。(写真撮影日:10月10日)

【色づく木々】

オガラバナ(ホザキカエデ)
ナナカマド

燧ヶ岳の登山道では秋色に色づく木々を楽しむことができます。色づく葉に陽光が差し込むとキラキラと輝きを見せてくれます。

【青空の熊沢田代】

左側が平ヶ岳、右側奥が越後三山

御池から燧ヶ岳山頂までの見どころはなんといっても熊沢田代でしょうか。熊沢田代の鞍部には風を遮る森林が無く、柔らかな秋風を感じながら遠くの山々を眺めることができます。

【ブナ平の様子】

御池からの登山道の8合目では御池の西側に広がるブナの森、ブナ平を一望できました。ブナ平にはかつての生活の道、御池古道が登山道として整備されています。昨年度は10月20日頃が特に色づいて見えました。オレンジの色に輝くブナの褐葉を求めて、森林浴はいかがでしょうか。

【柴安嵓からの展望】

この日は天気にも恵まれ、色づく尾瀬ヶ原と至仏山を一望できました。場所によって濃淡の異なる湿原、川沿いにだけ発達する拠水林、どこまでも続く木道、青空と白い雲が作り出す光景。柴安嵓からの展望の魅力は様々です。

その他の登山道の様子はこちらの尾瀬情報(2024年10月10日-燧ヶ岳の様子)をご参考ください。

山頂付近は風が吹くと大変冷え込みます。手袋やネックウォーマーなど、冷えやすい箇所の防寒着を忘れずにお持ちください。

<ご注意>

◆ツキノワグマにご注意ください。出会い頭の事故にならないようにクマ鈴の携行などの安全対策をお願いします。

◆登山道には古くなって破損した木道や階段があります。割れたり、傾いたりしていますので気をつけて歩きましょう。

<お知らせ>

◎10月1日より会津バス沼山峠行きの発着が、「会津高原尾瀬口」から「会津田島」に変更となりました。詳しくはこちら(外部リンク)をご覧ください。合わせて御池~沼山峠間シャトルバスの運行時間も変更となります。詳しくはこちら(外部リンク)をご覧ください。
◎三条ノ滝園地について、老朽化した展望台の改修工事が始まっています。詳細につきましては、三条ノ滝園地通行止めのお知らせ をご参照ください。
◎富士見峠の公衆トイレは故障のためご利用できません、ご注意ください。

<ご案内>

◆「尾瀬からのお便り」

「尾瀬からのお便り」イベントを行っています。窓口でハガキ、切手等を準備しております。檜枝岐郵便局限定の尾瀬の風景印が押印された「尾瀬からお便り」を出してみてはいかがでしょうか。

◆見晴地区イベントは、今期は終了しました。

◆今後のイベントの予定は、【尾瀬沼ビジターセンターのイベント情報】(8月~10月)をご確認ください。

◆自然観察会「尾瀬を感じるミニツアー」
 午前9時からと昼12時30分から、毎日2回開催しています。参加費は無料ですので、どうぞ、ご参加ください(雨でも開催しています)。

◆「夜のスライドショー」
 金曜、土曜及び祝前日に宿泊者向けのイベントとして19時からスライドショーを開催しています。参加費は無料です。
 ※詳しくは、尾瀬沼ビジターセンターまでお問い合わせください。
 電話:090-8137-6006(7:30~16:00)

【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2024年「第四弾」はこれまで好評だったオコジョに加えて、尾瀬沼の秋シリーズです。(三本カラマツ、木々の紅葉、エゾリンドウ、燧ヶ岳)

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