一覧

寄付のお願い
友の会入会案内

山の鼻ビジターセンターブログ 一覧
news & topics

寄付のお願い
友の会入会案内
  • 山の鼻ビジターセンターブログ
  • 2024.07.31

2024年7月31日-山の鼻ビジターセンターより(鳩待峠から山ノ鼻の様子)

============================================================
尾瀬にお出かけの際には、2024(令和6)年シーズンについての確認をお願いします。============================================================

■天気:雨のち曇り
■気温:23.9℃(最高気温)17.5℃(最低気温)

ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
梅雨明け宣言から一週間ですが、あいにくぐずついた空模様の一日でした。
本日は、鳩待峠から山ノ鼻間の様子をお伝えします。

【ヨツバヒヨドリ】

鳩待峠休憩所の周囲にはヨツバヒヨドリがたくさん咲いています。アサギマダラ(蝶)が大好きな花です。アサギマダラが飛来する日を楽しみにしています。

【アリドオシラン】

アリドオシランは鳩待峠入山口から近いところに咲いていました。足元に気を取られて歩いていると通り過ぎてしまうほど小さな花です。

【オオバカニコウモリ】

鳩待沢の周辺で、変わった花が見られます。葉の形状は「コウモリ」の様で、花は「カニの目」のようにその名のとおり「オオバカニコウモリ」と言います。同じ形状の花でも花芽が白く、葉が小さいのはカニコウモリと言います。

【ハリブキの赤い実】

木道の階段付近では赤い実をつけた「ハリブキ」を見ることができます。秋が進むと植物は色を変えていきますが、このハリブキは特に早く実を色づかせます。

【マルバダケブキ】

テンマ沢周辺ではマルバダケブキの花が咲き出し、花の黄色が目立つようになりました。

【ちょっと一言】
「霧」と「もや」は、やかんの湯気と同じもの
やかんの湯気のように目の前の空気が白くなる「霧」や「もや」。これは空気中にとても小さな水滴がたくさん浮かんで起こる現象です。見通せる距離が1㎞以内の場合は「霧」、1㎞以上の場合を「もや」と呼びます。山にいるときは霧が出るとまわりがよく見えなくなり危険な場合もありますので、視界の悪くなったときは慎重に行動しましょう。

【お知らせ】
◎三条ノ滝園地について、老朽化した展望台の改修工事を予定しています。
詳細につきましては、三条ノ滝園地通行止めのお知らせ をご参照ください。
◎富士見峠の公衆トイレは、故障のためご利用できません。ご注意ください。

============================================================
ツキノワグマに御注意ください。ツキノワグマとの共存

ツキノワグマによるミズバショウの実の採食が活発になってきました。

特に、山ノ鼻地区の研究見本園内はツキノワグマが集中する場所ですので、入山者の皆さんの安全を第一として研究見本園の一部を一時閉鎖することとなりました。ご理解とご協力をお願いすると共にクマ鈴の携帯や、声を出すなど安全対策をお願いいたします。

・至仏山入口は、研究見本園入口と共通ですので、至仏山へ行かれる方は十分注意して通行してください。
・朝、夕のクマの活動時間では、遭遇する危険性が高くなります。17:00~6:00の間の研究見本園の散策は、控えていただきますようお願いいたします。

研究見本園

============================================================
☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えます。
どうぞご利用ください。
============================================================

【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】

山の鼻ビジターセンター窓口にて、ご寄付、募金、協力金等をしていただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。
2024年「第二弾」は夏の尾瀬シリーズです。
(ニッコウキスゲ、ワタスゲ、カキツバタ、レンゲツツジ)

尾瀬山の鼻ビジターセンター 新保

  • 尾瀬公式 Instagram
フッター山画像 フッター山画像 PAGE TOP