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尾瀬ではまだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
お出かけの際には、2024（令和６）年シーズンについての確認をお願いします。============================================================

■天気：雨
■気温：11.8℃（9時）14.8℃（昨日の最高気温）7.5℃（今日の最低気温）

ブログをご覧の皆様、こんにちは。

今日は一日中雨が降り、とても静かな尾瀬沼周辺でした。

【大江湿原】

大江湿原では小さなミズバショウが少しずつ顔を覗かせていました。

【ミズバショウ】

霜にも負けず、白い姿を力強く見せています。

さて、連日登山道の残雪状況について多くのお問い合わせをいただいております。

多くの方が注目していると思いますので、本日は沼尻から見晴にかけて、白砂峠付近の登山道の様子をご紹介していきます。

【沼尻の様子】

沼尻では青空を鏡のように映した池塘が見られ、美しい光景に心が奪われます。湿原ではワタスゲの花が数多く見られ、この後の綿毛のシーズンに期待が膨らみます。

【残雪の様子】

登山道では白砂峠や段小屋坂を中心に多くの残雪が見られます。特に日中の暖かい時間になりますと雪が柔らかくなり、踏み抜く可能性が高くなります。場所によっては50cm以上の深さがあります。通行の際は十分ご注意ください。

【スプリングエフェメラル】

森の中は湿原に比べてお花が少ないイメージがありますが、春先はスプリングエフェメラルと呼ばれる花々の姿を見ることができます。これらの花々は春先、木々が葉を生い茂らせる前に地表に届く日光を利用するために、急いで葉を広げ、花を咲かせ、実を結びます。そして木々が葉を広げ地表に葉が届かなくなると地上部は枯れ、春先に蓄えた養分で次の春を待つ、そんな生活をしている植物です。そのためスプリングエフェメラル（春のはかなきもの、春の妖精）と呼ばれています。春の森を歩く際は是非足元のお花にも目を向けてみてください。

その他のお花や登山道の様子はこちらの尾瀬情報（2023年5月12日－見晴～沼尻の様子）をご覧ください。

冒頭にも書きましたが、山小屋や公衆トイレの予定や交通機関等については、2024（令和６）年シーズンについてを参考にしていただければと思います。

尾瀬沼ビジターセンター