- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2023.10.13
2023年10月13日-尾瀬沼ビジターセンターより(降霜の大江湿原)
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〇尾瀬への入山にあたっては「2023(令和5)年シーズンオフ関連情報」や「安全登山のススメ」をご確認ください。
〇【尾瀬Instagram投稿キャンペーン 写真募集中!】
〇三条ノ滝への登山道は、木道改修工事が終了し通行可能となりました。また、10月16日に三条ノ滝展望台の手すりが撤去され冬期通行止めとなります。詳しくはこちらをご覧ください。
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■天気:晴れ
■気温:5.9℃(9時)13.2℃(昨日の最高気温)-0.9℃(今日の最低気温)
こんにちは♪
昨日から尾瀬沼地区は冷え込みが強く、夜に行われた星空観察会の時には木道が凍り始めていました。
凍てつく夜でしたが、その分澄み切った夜空はとても美しく、満天の星を見ることができました。
一夜明けて今朝、早朝から空は晴れ渡り、放射冷却のため湿原は霜が降りて真っ白となりました。
【早朝の大江湿原】
上の写真は日陰の部分です。気温が低いため日陰のところはいつまでも凍ったままです。
霜が降りた木道は、大変に滑りやすいので、十分にお気をつけください。
【三本カラマツ付近】
日向の部分はすっかり融けていますが、山沿いの影がかかっているところは白くなっているのがわかります。樹林帯の中などは気温が上がるまでは凍ったままとなっていますので、天気予報などを確認して、気温の低下が予想される時には特に注意してください。
【陽光に照らされる霜】
霜が陽光に照らされて融けるまでのわずかな時間ですが、眩しいくらいに輝いています。
【釜ッ堀湿原から見た尾瀬沼】
釜ッ堀湿原から眺めた風景です。空の青さと沼の青さを隔てるのはわずかに紅葉した山々のみで、その雄大さには何度見ても感動します。
【ミヤマアキノキリンソウ】
尾瀬沼の湿原内では、もうほぼお花を見ることはできませんが、樹林帯の一部にはお花が残っています。ゆっくり足元を確認しながら歩いて、残ったお花を楽しんでみてはいかがでしょうか。
※尾瀬は山岳地帯です。これからの時期は、尾瀬ヶ原が雨でも標高の高いところでは雪になることがあります。降雨や降雪、風により体感温度はぐっと下がります。尾瀬にお越しの際は、天気予報をよく確認し、レインウエアなどの雨対策、手袋や帽子、ネックウォーマー、温かい飲み物などの防寒対策をしてお出かけください。
<ご案内>
◆尾瀬沼ビジターセンターでは、毎日午前9時からと午後0時半からの2回、自然観察会「尾瀬を感じるミニツアー」を開催しています。参加費は無料ですので、どうぞ、ご参加ください(雨でも開催しています)。
その他、
◆「尾瀬からのお便り」イベントを実施しております。檜枝岐郵便局限定の尾瀬の風景印が押印された「尾瀬からお便り」を出してみてはいかがでしょうか。
◆金曜、土曜及び祝前日の19時からは「夜のスライドショー」を開催しています。
◆「秋の星空観察会」10月12日(木)、13日(金)、15日(日)
※野外イベントは何れも「当日予約制」(見晴地区のイベントは除く)です。尾瀬沼ビジターセンター窓口にて当日お申し込みください。(事前予約は受け付けておりません。)
詳しくは、尾瀬沼ビジターセンターまでお問合せください。
電話:090-8137-6006(7:30~16:00)
どのイベントも無料ですので、どうぞ、ご参加ください。
お待ちしております。
【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2023年「第三弾」は尾瀬沼の秋シリーズです。(三本カラマツ・会津駒ヶ岳・ヒツジグサ・燧ヶ岳)
尾瀬沼ビジターセンター