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〇尾瀬への入山にあたっては「2023（令和5）年尾瀬シーズンについて」や「安全登山のススメ」をご確認ください。
〇【尾瀬Instagram投稿キャンペーン　写真募集中！】
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■天気：晴れ
■気温：20.4℃（9時）28.0℃（昨日の最高気温）15.4℃（今日の最低気温）

こんにちは。

尾瀬沼周辺は、雲一つない青空が広がっています。陽射しは強いのですが、吹き渡る風はカラッとしていて、秋の空気が漂います。平日のためか、大江湿原を行きかう人は少なく、静かな時間が流れています。

【早朝の燧ヶ岳と尾瀬沼】

５時２５分、展望テラスより撮影しました。大江湿原を朝靄が覆い、幻想的な風景が広がっていました。湿原の植物は朝露に濡れ、朝日を浴びると光を帯びたように輝いていました。ぜひ、尾瀬沼周辺に宿泊して、移り変わる早朝の風景をゆっくり楽しんでみませんか。

さて、先日、会津駒ヶ岳の巡回を行いましたので報告します。

会津駒ヶ岳は、日本百名山の一つで、標高が2,133ｍあります。登山口から山頂まで1,000ｍ以上の標高差を登るため、途中苦しい急登が続きますが、山頂直下の湿原には花畑が広がり、会津駒ヶ岳から中門岳まで足を延ばすと、素晴らしい展望の稜線歩きを楽しむことができます。

【会津駒ヶ岳から中門岳へ向かう登山道】

会津駒ヶ岳山頂は樹木に囲まれて眺望は望めませんが、中門岳方面へ進むと、素晴らしい眺望が現れます。まるで木道が空へ続いているかのような風景です。

【稜線の花畑】

登山道沿いでは、シラネニンジン、イワイチョウ、イワショウブ、オヤマリンドウ、ミヤマリンドウ、ミヤマアキノキリンソウ、ハクサンフウロなどを楽しむことができました。少し前まで黄色く華やかに湿原を彩っていたキンコウカは、オレンジ色に変わっていました。紅葉のシーズンも楽しみです。

【富士見林道】

今回の巡回では、会津駒ヶ岳から富士見林道を通り、大津岐峠へ向かいました。富士見林道も絶景のなかの稜線歩きを楽しむことができます。登山道沿いには、ホソバコゴメグサ、オヤマリンドウ、ハクサンフウロ、ジョウシュウオニアザミ、ミヤマアキノキリンソウが咲いていました。

【大津岐峠から眺めた燧ヶ岳】

写真中央の山が燧ヶ岳です。山頂付近が雲に隠れてしまっていますが、柴安嵓と俎嵓の山頂が、猫の耳のように並んで見えます。尾瀬沼から眺める燧ヶ岳の姿との違いを楽しむことができます。

【巨大キノコが登山道を塞ぐ！】

大津岐峠からキリンテへ下山する途中、巨大なキノコが登山道を塞いでいました。キリンテまでの登山道は、ブナやトチの原生林の森林浴を楽しみながら歩くことができます。ふかふかの落ち葉の登山道沿いに、いろいろな種類のキノコを見つけました。秋の訪れはもうすぐです。

会津駒ヶ岳の詳しい登山道等の状況については、2023年8月23日ー会津駒ヶ岳の様子をご確認ください。

＜ご案内＞
◆尾瀬沼ビジターセンターでは、毎日9時からと12時30分からの2回、自然観察会「尾瀬を感じるミニツアー」を開催しています。参加費は無料ですので、どうぞ、ご参加ください（雨でも開催しています）。

その他に、
◆「尾瀬からのお便り」イベントを実施しております。檜枝岐郵便局限定の尾瀬の風景印が押印された「尾瀬からお便り」を出してみてはいかがでしょうか。
◆金曜、土曜及び祝前日の19時からは「夜のスライドショー」を開催しています。
◆特定のテーマに絞ったスライドショーを月に1回、19時から開催します。　
　8月25日(金)、9月22日(金)　
◆「星空観察会（見晴）」9月15日(金)
◆「ナイトハイク」　9月8日(金)
　※野外イベントは何れも「当日予約制」（見晴地区のイベントは除く）です。尾瀬沼ビジターセンター窓口にて当日お申し込みください。（事前予約は受け付けておりません。）
詳しくは、尾瀬沼ビジターセンターまでお問合せください。
　　電話：090-8137-6006（7:30～16:00）　
どのイベントも無料ですので、どうぞ、ご参加ください。
お待ちしております。

【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2023年「第二弾」は尾瀬沼の盛夏シリーズです。（オコジョ・オヤマリンドウ・アサギマダラ・沼尻）

尾瀬沼ビジターセンター