- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2023.08.21
2023年8月21日-尾瀬沼ビジターセンターより(夏の想いで)
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〇尾瀬への入山にあたっては「2023(令和5)年尾瀬シーズンについて」や「安全登山のススメ」をご確認ください。
〇【尾瀬Instagram投稿キャンペーン 写真募集中!】
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■天気:晴れ時々雨
■気温:21.4℃(9時)26.3℃(昨日の最高気温)15.9℃(今日の最低気温)
ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
ここ数日、尾瀬沼の朝は清々しい青空で迎えています。今朝も抜けるような青空でしたが、お昼には突然の雷雨に襲われました。尾瀬の天気は変わりやすいです。お越しの際は、雨具の用意、体温調節が可能な服装の工夫をお願いします。
【尾瀬沼と燧ヶ岳】
青空に囲まれた尾瀬沼も、平日であるためか登山者も少なく、ひっそりとしています。
【尾瀬沼ビジターセンターから燧ヶ岳を望む】
尾瀬沼ビジターセンターのスコープで燧ヶ岳の俎嵓を見てみると、早朝から数人の登山者が山頂からの眺望を楽しんでいました。今日は、尾瀬沼や尾瀬ヶ原が一望できそうです。
【夏を惜しむ虫や鳥たち】
蝶やトンボなどの虫や鳥たちも思い思いに花や沼を飛び回っていました。カメラを構える手にもトンボがかわるがわる止まりにきます。
【ウメバチソウ】
花の中心から細く伸びているのは仮雄しべと言われる組織です。中央の少し太い5本が本当の雄しべです。花が開いた直後は中心に集まっていますが、一日に1本外側に伸びるそうです。すると、この花は開花して2日目でしょうか。
【ミゾソバ】
花の上部は紅紫色で下部は白色になり、湿った所に群生します。釜ッ堀湿原に、いま沢山咲いています。
【ミヤマセンキュウ】
小さな花が集まった姿は、大輪の花火のようにも見えますね。大江湿原で見ることができます。大江湿原には、同じような花のオオバセンキュウも咲いています。
尾瀬沼は夏から秋への移り変わりを迎えています。季節ともに変わりつつある風景や、小さなお花にもいろいろな物語があります。尾瀬沼ビジターセンターにお立ち寄り頂き、展示物を見たりやミニツアーに参加して、尾瀬をもっと楽しんでみませんか。
<ご案内>
◆尾瀬沼ビジターセンターでは、毎日9時からと12時30分からの2回、自然観察会「尾瀬を感じるミニツアー」を開催しています。参加費は無料ですので、どうぞ、ご参加ください(雨でも開催しています)。
その他に、
◆「尾瀬からのお便り」イベントを実施しております。檜枝岐郵便局限定の尾瀬の風景印が押印された「尾瀬からお便り」を出してみてはいかがでしょうか。
◆金曜、土曜及び祝前日の19時からは「夜のスライドショー」を開催しています。
◆特定のテーマに絞ったスライドショーを月に1回、19時から開催します。
8月25日(金)、9月22日(金)
◆「星空観察会(見晴)」9月15日(金)
◆「ナイトハイク」 9月8日(金)
※野外イベントは何れも「当日予約制」(見晴地区のイベントは除く)です。尾瀬沼ビジターセンター窓口にて当日お申し込みください。(事前予約は受け付けておりません。)
詳しくは、尾瀬沼ビジターセンターまでお問合せください。
電話:090-8137-6006(7:30~16:00)
どのイベントも無料ですので、どうぞ、ご参加ください。
お待ちしております。
【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジを差し上げています。
2023年「第二弾」は尾瀬沼の盛夏シリーズです。(オコジョ・オヤマリンドウ・アサギマダラ・沼尻)
尾瀬沼ビジターセンター