- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2023.08.03
2023年8月3日-山の鼻ビジターセンターより(鳩待峠からの林内と山ノ鼻周辺の様子)
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〇 尾瀬への入山にあたっては「2023(令和5)年尾瀬シーズンについて」や「安全登山のススメ」をご確認ください。
〇「研究見本園」一部閉鎖中です。こちらをご確認ください。
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■天気:晴れのち曇り
■気温:29.8℃(最高気温)13.6℃(最低気温)
※現在ツキノワグマによるミズバショウの採食がピークとなっています。しばらくの間、16時以降の尾瀬ヶ原・研究見本園の散策及び通行は、控えていただきますようお願いいたします。
ブログをご覧の皆さま、こんにちは。
鳩待峠からの林内及び山ノ鼻周辺の植物や生物・風景等の様子を紹介します。
【タケシマラン】竹縞蘭
森林内に生えるユリ科の多年草。
春先、葉裏に小さな花が咲いていましたが、今は真っ赤に熟した実になっています。
【トリアシショウマ】鳥足升麻
細かい白い花が多数付き、草丈が1m前後あり林内で目立ちます。
【チャイロヒダリマキマイマイ】
ナメクジやカタツムリ等木道上で時々見かけます、登山者の皆さん足元に注意して下さい。
【サルナシ】猿梨
この実はマタタビの仲間で別名「シラクチヅル」、本種は落葉蔓性木本です。
【クルマバツクバネソウ】車葉衝羽根草
林内に生える多年草で葉は6~8枚輪生、現在は黒色球形の実が付いています。
【池塘と至仏山】
場所は研究見本園の池塘で、朝方はヒツジグサの花はまだ開いていませんでした。
【コオニユリ】小鬼百合
7月下旬頃~8月中旬頃まで湿原で見られます、花は大きく目立ちます。
尾瀬は山岳地帯ですので、天気の急変や、雨により急に気温が下がることがあります。レインウエア、防寒着を持参し、気温に合わせて調節することをお勧めします。また、日中は日焼け対策をしたり、水分を十分に取ったり、熱中症対策もしましょう。
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ツキノワグマに御注意ください。ツキノワグマとの共存
山ノ鼻地区の研究見本園内は、ツキノワグマがミズバショウの実を採食するために集まる場所ですので、入山者の皆さんの安全を第一として研究見本園を一部閉鎖しています。ご理解とご協力をお願いすると共にクマ鈴の携帯や、声を出すなど安全対策をお願いいたします。
・至仏山入口は、研究見本園入口と共通ですので、至仏山へ行かれる方は十分注意して通行してください。
・朝、夕のクマの活動時間では、遭遇する危険性が高くなりますので十分注意してください。
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☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えるようになりました。
どうぞご利用ください。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。
2023年「第三弾」は尾瀬の人気者シリーズです。(イトトンボ・アサギマダラ・ミヤマカラスアゲハ・ヤマネ・オコジョ・カケス・オオジシギ・ホウアカ・ノビタキ・歩荷さん)
尾瀬山の鼻ビジターセンター 笹原