- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2023.07.22
2023年7月22日-山の鼻ビジターセンターより(早朝の尾瀬ヶ原の様子)
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〇 尾瀬への入山にあたっては「2023(令和5)年尾瀬シーズンについて」や「安全登山のススメ」をご確認ください。
〇「研究見本園」一部閉鎖中です。こちらをご確認ください。
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■天気:曇りのち晴れ
■気温:27.7℃(最高気温) 14.7℃(最低気温)
ブログをご覧の皆さま、こんにちは。
早朝の尾瀬ヶ原(上田代)を巡視してきましたので、その様子を紹介します。
【池塘】
尾瀬ヶ原の上田代には大小沢山の池塘が木道近くで見られます。
【日の出】
今朝の天候は曇り空で尾瀬ヶ原は霞んでいましたが、5時10分頃燧ケ岳の雲間から日の出が見られました。
【ヒツジグサ】羊草
池塘にはヒツジグサ(スイレン科)の葉が水面いっぱいにあり、花は昼近くになると開きます。
右の写真の大きな葉はホオノキ(朴の木)で、尾瀬ヶ原ではあまり見られません。
【キンコウカ】金黄花
緑が広がる尾瀬ヶ原に黄色のキンコウカが目立ちます。
【ミズギク】水菊
朝露に濡れたミズギク、この花はこれから9月くらいまで尾瀬ヶ原で見られます。
【コバギボウシ】小葉擬宝珠
この花は今見頃、研究見本園では群落で咲いています。
早朝の尾瀬ヶ原は幻想的な様子が見られます。植物は朝露でみずみずしく、天候によっては朝霧で白い靄がかかります。湿原の周囲では野鳥の鳴き声が響き渡って爽やかです。
山小屋さんに泊まり、朝晩の幻想的な尾瀬ヶ原を楽しんではいかがでしょうか。
尾瀬は山岳地帯ですので、天気の急変や、雨により急に気温が下がることがあります。レインウエア、防寒着を持参し、気温に合わせて調節することをお勧めします。
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ツキノワグマに御注意ください。ツキノワグマとの共存
ツキノワグマによるミズバショウの実の採食が始まりました。
特に、山ノ鼻地区の研究見本園内はツキノワグマが集中する場所ですので、入山者の皆さんの安全を第一として研究見本園を一時閉鎖することとなりました。ご理解とご協力をお願いすると共にクマ鈴の携帯や、声を出すなど安全対策をお願いいたします。
・至仏山入口は、研究見本園入口と共通ですので、至仏山へ行かれる方は十分注意して通行してください。
・朝、夕のクマの活動時間では、遭遇する危険性が高くなりますので十分注意してください。
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☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えるようになりました。
どうぞご利用ください。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。
2023年「第二弾」は尾瀬の湿原を彩る植物シリーズです。(ワタスゲ・ニッコウキスゲ・レンゲツツジ・カキツバタ)
尾瀬山の鼻ビジターセンター 笹原