- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2023.07.21
2023年7月21日-山の鼻ビジターセンターより(至仏山の様子)
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〇 尾瀬への入山にあたっては「2023(令和5)年尾瀬シーズンについて」や「安全登山のススメ」をご確認ください。
〇「研究見本園」一部閉鎖中です。こちらをご確認ください。
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■天気:曇り
■気温:24.7℃(最高気温) 15.4℃(最低気温)
ブログをご覧の皆さま、こんにちは。
本日は至仏山の様子をお伝えします。曇りのため展望は望めませんでしたが、至仏山らしいたくさんの花が咲いていました。
【東面登山道 尾瀬ヶ原の展望は7月2日撮影】
東面登山道は、山ノ鼻研究見本園内を通り上り専用の登山道です。「フウフウフウヤット(2228m)登った至仏山」山頂までは約3時間830mほどの上りです。本日は見られませんでしたが、晴れている日ならば、振り返ると右のような写真の尾瀬ヶ原の素晴らしい景色が待っているかもしれません。壊れた木道階段や蛇紋岩等で滑りやすい箇所がありますので慎重に歩行してください。
【イワイチョウ イブキジャコウソウ イワシモツケ】
【シブツアサツキ ホソバコゴメグサ ヨツバシオガマ】
【ミヤマダイモンジソウ ホソバヒナウスユキソウ オゼソウ】
尾瀬ヶ原にはない様々な花を観賞することができます。至仏山は火山ではなく、隆起した山で蛇紋岩で形成されています。蛇紋岩はマグネシウムイオンを含み、植物の育成を阻害する特徴があり、それに耐えられる植物が生育しています。
植生保護のため、ロープの中には入らないようお願いします。また、蛇紋岩は濡れると滑りやすいので、気を付けて至仏山登山をお楽しみください。
尾瀬は山岳地帯ですので、天気の急変や、雨により急に気温が下がることがあります。レインウエア、防寒着を持参し、気温に合わせて調節することをお勧めします。
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ツキノワグマに御注意ください。ツキノワグマとの共存
ツキノワグマによるミズバショウの実の採食が始まりました。
特に、山ノ鼻地区の研究見本園内はツキノワグマが集中する場所ですので、入山者の皆さんの安全を第一として研究見本園を一時閉鎖することとなりました。ご理解とご協力をお願いすると共にクマ鈴の携帯や、声を出すなど安全対策をお願いいたします。
・至仏山入口は、研究見本園入口と共通ですので、至仏山へ行かれる方は十分注意して通行してください。
・朝、夕のクマの活動時間では、遭遇する危険性が高くなりますので十分注意してください。
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☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えるようになりました。
どうぞご利用ください。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。
2023年「第二弾」は尾瀬の湿原を彩る植物シリーズです。(ワタスゲ・ニッコウキスゲ・レンゲツツジ・カキツバタ)
尾瀬山の鼻ビジターセンター 新保