- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2023.07.19
2023年7月19日-山の鼻ビジターセンターより(鳩待峠~山ノ鼻間林内の様子)
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〇 尾瀬への入山にあたっては「2023(令和5)年尾瀬シーズンについて」や「安全登山のススメ」をご確認ください。
〇「研究見本園」一部閉鎖中です。こちらをご確認ください。
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■天気:曇り
■気温:23.6℃(最高気温) 16.4℃(最低気温)
ブログをご覧の皆さま、こんにちは。
本日は鳩待峠から山ノ鼻間の巡視をしてきました、林内の樹木や植物などの様子をお伝えします。
【カラマツソウ(花)】唐松草
林内では白く細かい花、モミジカラマツが目立ちます。
【ブナ(左)・ダケカンバ(右)】
鳩待峠から少し下って行くと、広葉樹のブナ・ダケカンバなどの大木が見られます。
【トチバニンジン(実)】栃葉人参
実は熟すと赤く先端は黒くなります。
【ハクサンシャクナゲ(実)】白山石楠花
つい最近まで白い花が咲いていましたが、今は実の状態になりました。
【タケシマラン(実)】竹縞蘭
春先 葉の裏に咲いていた花は実となり、秋には赤くなります。
【オオカメノキ(実)】大亀木
春先白い花を付けていました、実は秋には赤くなります。
【テンマ沢】
尾瀬ヶ原は日陰がなく山岳地でも暑いが、林内は日陰で涼しく爽やかです。(ハトマチ沢・ヨセ沢・テンマ沢等大きな沢が途中に有ります)
【ノリウツギ(花)】糊空木
ノリウツギは落葉低木で林内や尾瀬ヶ原で見られます、幹は中空でストロー状になっているのが特徴です。
【ナナカマド(実)】七竈
山岳地の夏は短いです。樹木や植物等の花は次々と咲き、実を付け子孫を残します。
尾瀬は山岳地帯ですので、天気の急変や、雨により急に気温が下がることがあります。レインウエア、防寒着を持参し、気温に合わせて調節することをお勧めします。
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ツキノワグマに御注意ください。ツキノワグマとの共存
ツキノワグマによるミズバショウの実の採食が始まりました。
特に、山ノ鼻地区の研究見本園内はツキノワグマが集中する場所ですので、入山者の皆さんの安全を第一として研究見本園を一時閉鎖することとなりました。ご理解とご協力をお願いすると共にクマ鈴の携帯や、声を出すなど安全対策をお願いいたします。
・至仏山入口は、研究見本園入口と共通ですので、至仏山へ行かれる方は十分注意して通行してください。
・朝、夕のクマの活動時間では、遭遇する危険性が高くなりますので十分注意してください。
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☆公衆トイレのご協力金としていただいているチップに、PayPay(電子決済)が使えるようになりました。
どうぞご利用ください。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
ご寄付をいただいた方にオリジナルのバッジ・マグネットを差し上げています。
2023年「第二弾」は尾瀬の湿原を彩る植物シリーズです。(ワタスゲ・ニッコウキスゲ・レンゲツツジ・カキツバタ)
尾瀬山の鼻ビジターセンター 笹原