- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2023.06.28
2023年6月28日-尾瀬沼ビジターセンターより(尾瀬沼の湿原の様子)
============================================================
〇尾瀬への入山にあたっては「2023(令和5)年尾瀬シーズンについて」や「安全登山のススメ」をご確認ください。
〇【尾瀬Instagram投稿キャンペーン 写真募集中!】
============================================================
■天気:曇りのち雨
■気温:18.4℃(9時)21.2℃(昨日の最高気温)13.7℃(今日の最低気温)
こんにちは♪
今朝、早起きをして周辺を散策していたら、雨模様の隙間に青空が広がり幻想的な風景を見ることができました。ウグイスやカッコウのさえずりにアカゲラの控えめなドラム音、湿原を静かに流れる朝霧、自然が織り成すいろいろな姿に毎日心が動かされます。今回は、尾瀬沼周辺の湿原の風景をお伝えします。
【燧ヶ岳】
静かな朝、尾瀬沼にもう一つの燧ヶ岳が浮かび上がりました。
【大江湿原】
次々と変わる朝霧のグラデーションが、時が経つのを忘れさせます。
【大清水平(ワタスゲ)】
木道の脇にはホワホワのワタスゲが並んでいます。そばにはナガバノモウセンゴケも沢山ありました。
【大清水平(タテヤマリンドウ)】
晴れた日には、一面に咲き誇る色鮮やかなタテヤマリンドウが迎えてくれます。
【小淵沢田代(ワタスゲ)】
小淵沢田代では、タテヤマリンドウ、コバイケイソウも咲いています。日光白根山など日光連山を望みながら静かな湿原でランチはいかがでしょうか。
【尾瀬沼南岸(アカモノ)】
大清水平へ向かう途中、尾瀬沼南岸登山道の足元にアカモノが咲いていました。見落としそうな場所ですが、探してみて下さい。
【尾瀬沼南岸(ギンリョウソウ)】
この時期、木道の脇にはギンリョウソウをあちこちで見ることができます。この株は、大家族でした。
皆さんも山小屋に泊まって早朝の湿原の風景を楽しみませんか? また、平日の湿原はプライベート感たっぷり、ゆっくりと尾瀬の自然を満喫できます。ちょっと足を延ばして、ぜいたくな湿原の独り占めはいかがでしょう。
だいぶ暖かくなってきましたが、尾瀬の天気は変わりやすいので、重ね着できる防寒対策や雨具の用意をしてお越しください。小さな花たちが皆さんをお待ちしています。
<ご案内>
尾瀬沼ビジターセンターでは、毎日9時からと12時30分からの2回、自然観察会「尾瀬を感じるミニツアー」を開催しています。参加費は無料ですので、どうぞ、ご参加ください(雨でも開催しています)。
他に金曜、土曜及び祝前日の19時からは「夜のスライドショー」を開催しています。こちらも無料です。ご参加お待ちしています。
尾瀬沼ビジターセンター