- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2023.06.24
2023年6月24日-尾瀬沼ビジターセンターより(大清水湿原で一足早くニッコウキスゲを楽しもう)
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〇尾瀬への入山にあたっては「2023(令和5)年尾瀬シーズンについて」や「安全登山のススメ」をご確認ください。
〇【尾瀬Instagram投稿キャンペーン 写真募集中!】
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■天気:曇り
■気温:14.2℃(9時)17.3℃(昨日の最高気温)11.7℃(今日の最低気温)
こんにちは。
曇り空の尾瀬沼です。一瞬、陽が射すこともありましたが、また白い雲に覆われてしまいました。尾瀬は山岳地帯のため、天候が急変し、気温が急降下することがあります。雨対策と寒さ対策をされたうえで、散策をお楽しみください。
【本日の大江湿原の様子】
週末のため、多くのハイカーの方が、大江湿原や尾瀬沼周辺を歩かれていました。
立ち止まって湿原に目を凝らすと、タテヤマリンドウのつぼみを見つけました。
【タテヤマリンドウのつぼみ】
タテヤマリンドウの花は陽が陰ると閉じてしまうため、曇り空の日は、湿原の新緑に紛れてしまい、なかなか気づきにくいかもしれません。
【開花したタテヤマリンドウ】
陽が射して湿原の周囲が明るくなった瞬間、開花しているタテヤマリンドウに出会うことができました。淡い水色が清楚で美しいですね。
さて、本日は大清水湿原に一足早く咲いたニッコウキスゲについて紹介します。
【大清水湿原の入口】
大清水は、群馬県側から尾瀬へ入山する登山口の一つです。大清水駐車場の隣に、柵に囲われた大清水湿原があります。ニホンジカの食害から湿原植生を保護するために柵が設置されています。
【一足早く咲いた大清水湿原のニッコウキスゲ】
大清水湿原の標高は約1,200メートル。標高約1,600メートルの尾瀬沼周辺よりも一足早くニッコウキスゲが咲いていました。元気を与えてくれる鮮やかな黄色ですね。ニッコウキスゲの他にも、カキツバタやクリンソウも咲いていました。大清水から尾瀬へ入山される際にぜひ立寄ってみてください。
<ご案内>
尾瀬沼ビジターセンターでは、毎日9時からと12時30分からの2回、自然観察会「尾瀬を感じるミニツアー」を開催しています。参加費は無料ですので、どうぞ、ご参加ください(雨でも開催しています)。
他に金曜、土曜及び祝前日の19時からは「夜のスライドショー」を開催しています。こちらも無料です。どうぞ、ご参加ください。
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