- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2023.06.14
2023年6月14日-山の鼻ビジターセンターより(鳩待峠~山ノ鼻間の様子)
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〇尾瀬ではまだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
お出かけの際には、2023(令和5)年尾瀬シーズンについての確認をお願い致します。
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【ご注意ください】
※5月7日~6月30日まで、植生保護のため至仏山登山道は閉鎖となっております。
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■天気:雨
■気温:18.6℃(最高気温) 11.9℃(最低気温)
ブログをご覧の皆さま、こんにちは。
本日は、鳩待峠から山ノ鼻間で見られる花の紹介をします。
この間は、尾瀬ヶ原を目指して急いで通り過ぎてしまう方が多いかと思いますが、ゆっくり観察すると様々な花が咲いています。
【ヒロハテンナンショウ】
マムシグサによく似ていますが、茎に斑紋がなく、葉が5枚の整った手のひら状になります。また、花は葉より低い位置に付きます。(マムシグサは花が葉より高い位置に付きます)
【コバイケイソウ】
テンマ沢湿原の様子です。花が咲き始めました。花には4~5年の豊凶がありますが、今年はきれいに咲きそうです。
【ギンリョウソウ】
腐生植物と呼ばれ、葉緑素を持たず菌類と共生して菌根を作り、菌から栄養を奪って生活しています。
【タチカメバソウ】
拠水林や湿原の縁に生える多年草です。葉が亀甲状になるところから名前がつきました。花は、直径1cmくらいの小さな花です。
【ルイヨウボタン】
目立たない花の色をしているのでよく見ないと見過ごします。葉が牡丹の葉に似ていることから、名前がつきました。
【オオバタケシマラン】
上から見ると葉だけしか見えませんが、そっとめくると裏側に花が咲いています。タケシマランが高さ20~40cmに対して、全体的に大型で50~100cmになります。花の柄がねじれる特徴があります。
尾瀬は山岳地帯ですので、天気の急変や雨により急に気温が下がることがあります。レインウエア、防寒着を必ず持参し、気温に合わせて調節することをお勧めします。
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ツキノワグマに御注意ください。ツキノワグマとの共存
早朝・夕方はクマの活動時間であるため、遭遇する危険性が高くなりますのでご注意ください。
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2023年第一弾(水芭蕉・至仏山・燧ヶ岳)
尾瀬山の鼻ビジターセンター 渡辺