- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2022.10.01
2022年10月1日ー山の鼻ビジターセンターより(紅葉狩り)
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尾瀬への入山にあたっては「安全登山のススメ」をご確認ください。
2022年(令和4年)シーズンの各施設の営業予定についてはこちらのページをご参照ください。
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■ 天気:晴れ
■ 気温:20.9℃(最高気温) 2.5℃(最低気温)
雲ひとつない青空。今朝も山ノ鼻に霜が降りました。
10月最初の土曜日、朝から多くのお客さまで賑わっています。
【野営場と休憩所の様子】
そんな中、いつもと違う臭気があたりに漂っています。
2022年7月29日のブログでご紹介した合併処理浄化槽に溜まった汚泥を乾燥しているためです。
6、7、8、10月の4回で処理した乾燥汚泥は800kgにものぼり、最後にまとめてヘリコプターで搬出します。
(詳しくは2022年7月29日ー山の鼻ビジターセンターより(尾瀬の環境保全について)をご参照ください。)
午前中のミニツアーでは、普段なかなか見られない汚泥処理工程を見学することができました。
【乾燥汚泥と汚泥乾燥施設の見学】
尾瀬ヶ原では草紅葉の最盛期を迎えようとしています。
【上田代の様子】
山も少しずつ色づいてきました。
【研究見本園から望む至仏山】
【カラマツの紅葉】
カラマツは日本に自生するマツ類で唯一落葉性の針葉樹です。
なぜ紅葉するのか、そのメカニズムをご存じでしょうか?
日照時間が短くなり、気温が低くなることで樹木が葉を落とすための準備を始めます。葉の中の葉緑体を分解し、養分を茎に移動させてから落葉します。このとき緑色の色素が消えたり、紅色の色素が新たに合成されたりするため、葉が黄色や赤色に変化していくというわけです。
【黄色の葉】
【赤色の葉】
紅葉は昼夜の温度差が大きく、よく陽が当たることで色付きがよくなるそうです。
今シーズンはどのような紅葉が見られるのか楽しみですね。
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【尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております】
200円以上のご寄付を頂いた方に缶バッチを差し上げています。
2022年第五弾 「尾瀬の秋」シリーズ
【配布期間:無くなり次第終了】
尾瀬山の鼻ビジターセンター 田原