- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2022.08.11
2022年8月11日ー山の鼻ビジターセンターより(鳩待峠~山ノ鼻の様子)
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尾瀬への入山にあたっては「安全登山のススメ」をご確認ください。
2022年(令和4年)シーズンの各施設の営業予定についてはこちらのページをご参照ください。
一ノ瀬公衆トイレが使用できなくなっています。
(詳しくはこちらのページをご参照ください。)
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■ 天気:晴れときどき曇り
■ 気温:27.5℃(最高気温) 16.3℃(最低気温)
ブログをご覧の皆様、こんにちは!!
今日は「山の日」ですね。たくさんの親子ハイカーが尾瀬に遊びにきました。
鳩待峠から山ノ鼻間で見つけた花と実をご紹介いたします。
【トチバニンジン実】
和名の由来は、葉の形状が トチノキ に似ることからきています 。
【オオバタケシマラン実】
林内に生えるユリ科の多年草。「タケシマラン」「ヒメタケシマラン」と明確に区別することが難しいが「オオバタケシマラン」は全体的に大型で花の柄がねじれていることで区別できます。
【オオカメノキ実】
葉の形が亀の甲を思わせるところから大亀木と名がついたと言われています。別名「オオシダ」「ムシカリ」とも言われます。
【ツルニンジン蕾】
もうすぐ花を咲かせそうです。花は白緑色で内側に紫褐色の斑点があります。花冠は長さ2.5〜3.5cmの広鐘形をしています。
【カニコウモリ花】
果穂にはタンポポの様な綿毛があり、葉の先端は尖り、カニの甲とコウモリの羽を思わせます。
日本特産で森林内に生息しています。
【マルバダケブキ】
「オタカラコウ」と似ていますが、「マルバダケブキ」は円いフキ様の葉を持ち、花が茎の頂部に集まっている特徴があります。
鳩待峠入山口から尾瀬ヶ原まで、何気なく通り過ぎてしまいがちですが、登山道脇には沢山の植物がありますので見つけてみてください。
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※ツキノワグマの目撃が頻発しているため、入山者の安全対策として植物研究見本園を閉鎖しています。
(詳しくはこちらのページをご参照ください。)
※また同じ理由により、7月23日から安全が確認できるまで当分の間、山ノ鼻キャンプ場が閉鎖されました。
お問い合わせはこちらからお願いいたします。
尾瀬山の鼻ビジターセンター 新保