- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2022.08.10
2022年8月10日ー山の鼻ビジターセンターより(山ノ鼻周辺で見られる実)
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尾瀬への入山にあたっては「安全登山のススメ」をご確認ください。
2022年(令和4年)シーズンの各施設の営業予定についてはこちらのページをご参照ください。
一ノ瀬公衆トイレが使用できなくなっています。
(詳しくはこちらのページをご参照ください。)
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■ 天気:晴れときどき雨
■ 気温:28.4℃(最高気温) 15.1℃(最低気温)
ブログをご覧の皆様、こんにちは。
最近は最高気温が30℃近い日が続いています。
尾瀬ヶ原では日陰になる所が無いので飲み物は多めに持ち熱中症対策をお願いします。
予報では「晴れ」でも、強い雨が降る時もありますので雨具も準備してお越しください。
明日は山の日ですね。
尾瀬の天気予報は「晴れ」となっていますが、山行を計画をされている方は気を付けてお越しください。
今日は山ノ鼻周辺で見られる植物の実を紹介いたします。
こちらは山ノ鼻の手前で見付けた「トチノキの実(栃の実)」です。
この中には栗のような実が入っており、苦み渋みが強い実です。
一般的に食す場合は、アク抜きをしたり色んな工程を経て食べられているようです。
尾瀬では採取が禁止されているのでご注意ください。
これは「ルイヨウボタン」の実です。
もう少しすると青い実になり目立ちます。
花だったときは葉っぱと同じような緑色であまり目立たない植物です。
青い実が成った時の方が存在感を増します。
「ニッコウキスゲ」の実が付き始めました。
ニッコウキスゲにはピーマンのような実が成ります。
秋になり実が乾燥してくると、カラカラと音が鳴ります。
公衆トイレ前も色んな植物が観察できる場所です。
こちらは「エンレイソウ」の実
実が熟してきており、種が外へ出そうです。
「ヒロハツリバナ」の実
ちょっと前までは全部緑色でしたが、徐々に赤色になってきました。
「クルマバツクバネソウ」の実
この実の姿が羽子板の羽根に似ているので「ツクバネソウ」と名前が付けられたと言われています。
このように植物によっては、花よりも実や種になった後の方が目立ち人気の出る植物もあります。
ちょっと立ち止まって色んな花や実を探してみてください。
面白い植物を見付ける事が出来るかもしれませんよ♪
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<お知らせ>
尾瀬保護財団では広く寄付をお願いしております。
200円以上のご寄付を頂いた方に
「至仏山」または「燧ヶ岳」の缶バッチを差し上げます。
【配布期間:2022年8月1日~8月11日(山の日)無くなり次第終了します。】
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※ツキノワグマの目撃が頻発しているため、入山者の安全対策として植物研究見本園を閉鎖しています。
(詳しくはこちらのページをご参照ください。)
※また同じ理由により、7月23日から安全が確認できるまで当分の間、山ノ鼻キャンプ場が閉鎖されました。
お問い合わせはこちらからお願いいたします。
尾瀬山の鼻ビジターセンター 坂上