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  • 尾瀬沼ビジターセンターブログ
  • 2022.08.04

2022年8月4日-尾瀬沼ビジターセンターより(水源かん養保安林とは)

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尾瀬への入山にあたっては「安全登山のススメ」をご確認ください。
2022年(令和4年)シーズンの交通規制や各施設の営業予定についてはこちらのページをご参考ください。
【尾瀬Instagram投稿キャンペーン 写真募集中!】
2022年シーズン中に尾瀬国立公園内で撮影したお気に入りの写真をInstagramに「#尾瀬フォト2022」 とハッシュタグを付けて投稿してください。
詳しくはこちらのページをご参考ください。
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■天気:雨時々曇り
■気温:18.7℃(9時)21.9℃(昨日の最高気温)17.1℃(今日の最低気温)

皆さんこんにちは♪

尾瀬沼付近は昨日から断続的な雨が続いています。
時折雨足が強くなり、長時間になると土砂災害が発生しないか不安になります。
尾瀬にお越しになる皆さんも、天候の急激な変化にお気をつけ下さい。

そんな雨の大江湿原の様子を確認するため、先ほど行ってみました。
湿原はいつも以上に雨水を湛え、一瞬の晴れ間で瑞々しく輝いていました。

【雨上がりの大江湿原】

沼山峠、沼尻、ビジターセンター方面の三つに分かれる分岐点にある看板を改めて眺めてみました。
ここを通る皆さんも、一度は目にしたことがあるかと思います。

【大江湿原尾瀬看板】

今回はここに書いてある、「水源かん養保安林」について説明しましょう。
「水源かん養保安林」とは、林野庁で指定する保安林の中の一つで、森林法という法律により規定される水源のかん養を目的とした森林となります。
水源のかん養とは、あまり聞きなれない言葉ですね。
尾瀬地域の森林は、今日のように降った雨などを地中に蓄えてゆっくりと川に流します。これはいわば、川に流れる水量の変動を少なくする「緑のダム」といえます。こうした安定した水の確保に効果を発揮し、洪水や渇水を防止する働きのことを、かん養といいます。
尾瀬周辺の森林は、その役割のためにとても重要ということです。

さて、昨日は尾瀬沼を一周してきました。
約9キロのコースはゆっくり歩くと3時間ほどかかります。
お花と景色、湿原や池塘など、見どころは多いです。

【沼尻のヒツジグサ】

曇り空だったので、残念ながらお花は開いていませんでした。

【ナガバノモウセンゴケ】

食中植物のナガバノモウセンゴケが、まさしく虫を捕らえているところです。
このあと時間をかけて消化、吸収する植物の不思議を感じます。

最後に、今月尾瀬沼ビジターセンターで開催しているイベントのご案内です。

明日、8月5日は夏のテーマスライドショーを開催、「檜枝岐村と尾瀬-小さくて大きな村-」の内容でお送りいたします。
8月15日に檜枝岐村で開催される檜枝岐歌舞伎と、福島県にある秘境「檜枝岐村」の一部である「尾瀬」のお話をご紹介します。

★~8/31まで
夏の期間限定イベント
「~尾瀬からの便り~暑中見舞い申し上げます」
美しい尾瀬の思い出を綴ったり、普段お世話になっている方、気になるあの人へ尾瀬から一筆書いてみてはいかがでしょうか。(檜枝岐郵便局さんで、尾瀬の風景印を押してもらいます。)

★8/20(土)~24(水)、28(日)~30(火)
「尾瀬沼ビジターセンターで行う 2022年夏の星空観察会」
尾瀬沼地区にご宿泊のお方は是非ご参加ください。

*木道や施設を歩く際は、ストックにはキャップを付けましょう。
*体調に不安のある方や、自ら安全確保を行うことが難しい方の尾瀬への入山は控えましょう。
くれぐれも慎重な判断をお願いいたします。

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