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  • 山の鼻ビジターセンターブログ
  • 2022.07.19

2022年7月19日ー山の鼻ビジターセンターより(尾瀬ヶ原の県境めぐり)

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尾瀬への入山にあたっては「安全登山のススメ」をご確認ください。

2022年(令和4年)シーズンの各施設の営業予定についてはこちらのページをご参考ください。
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■ 天気:雨のち曇り
■ 気温:19.6℃(最高気温) 16.0℃(最低気温)

尾瀬国立公園は4県にまたがっています。尾瀬ヶ原を散策していると、そのうちの3県を渡り歩くことができるのをご存じですか。
ヨッピ吊り橋~赤田代分岐~見晴ルートを紹介いたします。

群馬県にあるヨッピ吊り橋を渡ると景鶴山が間近に見えるヨシッ堀田代に出ます。「田代」とは田の作れそうなところという意味らしく、現在は湿原の意味に使われています。鳩待峠から山ノ鼻ルートに沿って流れる川上川が、上田代で猫又川と合流すると「ヨッピ川」に名前を変えます。ヨッピ川はヨッピ吊り橋の少し下流で沼尻川を合わせ只見川となりますが、この合流点あたりが群馬県、福島県、新潟県の境界です。ヨシッ堀田代の中間点、木道が高架化されているあたりで新潟県に入ります。


【新潟県に入ったあたり】

尾瀬の山小屋では唯一、新潟県に位置する東電小屋を過ぎて只見川の流れを聞きながらブナ林を歩くと、名もない小さな湿原がひらけます。早春の頃、ザセンソウやミズバショウ群落に出会えた穴場的な場所です。


【穴場的な湿原】

只見川にかかる東電尾瀬橋を越えると福島県に入ります。只見川は新潟県と福島県の境界です。


【新潟県と福島県の境界付近】

赤田代分岐からは人影も少なく、木道脇の花々を愛でながら西側の広大な湿原を眺めると、尾瀬ヶ原をひとり占めしている気分に。
燧ケ岳のすそ野をまわり込むように進むと、6軒の山小屋やキャンプ場がある見晴に到着です。


【湿原をひとり占め】

ヨッピ吊橋~見晴ルートは2.7km、コースタイム65分の平坦な難易度1のコースです。
穴場的な場所や川のせせらぎなど、静かな湿原歩きを楽しんでみませんか。

※植物研究見本園は閉鎖しています。
至仏山へは入山できますがツキノワグマの目撃が確認されていますので、注意して通行してください。
詳しくはこちらのページをご参考ください。

尾瀬山の鼻ビジターセンター 田原

  • 尾瀬公式 Instagram
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