- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2022.07.18
2022年7月18日ー尾瀬沼ビジターセンターより(黄色の絨毯)
===================================================================
尾瀬への入山にあたっては「安全登山のススメ」をご確認ください。
2022年(令和4年)シーズンの交通規制や各施設の営業予定についてはこちらのページをご参考ください。
【尾瀬Instagram投稿キャンペーン 写真募集中!】
2022年シーズン中に尾瀬国立公園内で撮影したお気に入りの写真をInstagramに「#尾瀬フォト2022」 とハッシュタグを付けて投稿してください。
詳しくはこちらのページをご参考ください。
===================================================================
■天気:晴れ時々曇り
■気温:18.0℃(9時)22.2℃(昨日の最高気温)13.7℃(今日の最低気温)
ブログをご覧の皆様、こんにちは!!
昨夜雨が降ったにも関わらず、3連休最終日の今日は、朝から青空も見え、清々しい一日の始まりとなりました。
少し前までポツポツとしか花開いていなかった場所も、すっかりニッコウキスゲの鮮やかな黄色で埋め尽くされています。
【ニッコウキスゲと燧ヶ岳】
【定点A】
大江湿原に出て最初の小さな橋(奧ッ沢)から三本カラマツ、第一大江橋方面です。
【定点C】
A-029の地点から尾瀬沼、三本カラマツ方面です。
【定点以外の大江湿原のニッコウキスゲの様子】
今、大江湿原では広範囲でニッコウキスゲが見られます。
大江湿原内には、尾瀬看板、第二大江橋、小淵沢田代分岐にベンチがあります。
ニッコウキスゲを眺めながら休憩するのにピッタリです。
ニッコウキスゲは、種からお花が咲くまでに約5年~7年掛かります。やっとお花を咲かせても朝開いたお花は夕方には萎んでしまう1日花です。ひと株に約3個~8個の花を付けますので、ひと株の開花時期はだいたい1週間という事になります。今、大江湿原で見られているニッコウキスゲもそうやって毎日新たな蕾が開き夕方には萎んでいく、そう思うと、大江湿原を一面黄色い絨毯にみせてくれているニッコウキスゲ一輪一輪がとても愛おしく感じます。
大江湿原のニッコウキスゲの中には、まだ蕾をつけている株も沢山ありますので、暫くは黄色の絨毯を楽しめそうです。
【これから咲くニッコウキスゲの蕾たち】
是非、尾瀬に足をお運び下さい。
*木道や施設を歩く際はアイゼンを取り外し、ストックにはキャップを付けましょう。
*体調に不安のある方や、自ら安全確保を行うことが難しい方の尾瀬への入山は控えましょう。
くれぐれも慎重な判断をお願いいたします。
尾瀬沼ビジターセンター