- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2022.06.22
2022年6月22日-尾瀬沼ビジターセンター(現在の燧ヶ岳の様子)
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尾瀬への入山にあたっては「安全登山のススメ」をご確認ください。
2022年(令和4年)シーズンの交通規制や各施設の営業予定についてはこちらのページをご参考ください。
【尾瀬Instagram投稿キャンペーン 写真募集中!】
2022年シーズン中に尾瀬国立公園内で撮影したお気に入りの写真をInstagramに「#尾瀬フォト2022」 とハッシュタグを付けて投稿してください。
詳しくはこちらのページをご参考ください。
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■天気:晴れのち曇り
■気温:17.7℃(9時)未計測 ℃(昨日の最高気温)11.3℃(今日の最低気温)
ブログをご覧の皆さんこんにちは!!
今日は朝からお天気も良く気持ちの良い朝を迎えました。
気温も少しずつ高くなり、ワタスゲも徐々に綿毛になってきている尾瀬沼周辺です。
【今朝の燧ヶ岳と大江湿原のワタスゲ】
さて、昨日は燧ヶ岳に登ってきましたので、その様子をブログで紹介したいと思います。
燧ヶ岳(柴安嵓)9合目付近にはイワカガミ、ミツバオウレン、ツガザクラ、イワウメ等のお花があちこちで見られ登山道を華やかにしてくれていました。
俎嵓(まないたぐら)頂き付近はでは、ガスが出てきて、はっきりした眺望では有りませんでしたが、俎嵓から望むミヤマキンバイ越しの尾瀬沼がとても素敵でした。
【俎嵓からミヤマキンバイ越しに尾瀬沼を望む】
柴安嵓、俎嵓の頂ではどちらも良い眺望とお花を楽しめますが、登山道に関してはまだまだ残雪が多くあります。
【見晴新道8合目付近】
【柴安嵓から俎嵓にかけての残雪】
上部には、まだ少し残雪があります。
【俎嵓から御池に下る登山道上部の雪渓】
雪渓を何度も横切ったり下ったりします。
アイゼンやストックなどしっかりとした装備を準備しましょう。
また、緩んだ残雪上では踏み抜く箇所も多く、登山道下部の方は雪は無いものの登山道には雪解け水が流れています。
足下はぬかるみが多いですので十分注意して歩きましょう。
最後に、御池までの登山道の途中にある熊沢田代の様子を紹介します。
今、熊沢田代では木道脇に、タテヤマリンドウ、ワタスゲ、ヒメシャクナゲ、ショウジョウバカマ、チングルマなどが咲いており雄大な燧をバッグに素敵な景色が見れます。
【熊沢田代】
暖かくなり、雪は徐々に解けていますが、登山道によってはまだ残雪がある場所もあります。
大きな事故にならないように、事前の準備と下調べを充分にしておきましょう。
*木道や施設を歩く際はアイゼンを取り外し、ストックにはキャップを付けましょう。
*体調に不安のある方や、自ら安全確保を行うことが難しい方の尾瀬への入山は控えましょう。
くれぐれも慎重な判断をお願いいたします。