- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2022.06.09
2022年6月9日-尾瀬沼ビジターセンターより(燧ヶ岳巡回の様子)
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尾瀬への入山にあたっては「安全登山のススメ」をご確認ください。
2022年(令和4年)シーズンの交通規制や各施設の営業予定についてはこちらのページをご参考ください。
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詳しくはこちらのページをご参考ください。
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■天気:雨時々曇り
■気温:11.3℃(9時)11.5℃(昨日の最高気温)7.2℃(今日の最低気温)
ブログをご覧の皆様、こんにちは。
しばらく続いた雨も今朝は上がりました。
爽やかな空気が流れています。
昨日は、霧雨に包まれて山麓さえも見えなかった燧ケ岳ですが、今朝は山頂も見えています。
そんな霧雨に包まれた燧ヶ岳の巡回に行ってきました。
御池登山口から登り、長英新道を降りてきました。
御池からの登山道は、まだまだ雪がたっぷり残っていました。
雪の急斜面を横切る所も数か所ありました。
滑落を防止するためにもアイゼン、ピッケルを必要に応じて使いましょう。
雪の残る登山道の脇で、ショウジョウバカマが見頃を迎えていました。
袴の様に広がる葉が、赤く染まっていて
一瞬ですが疲れが癒されました。
ずっと霧雨の真っ白の中を歩いてきましたが、熊沢田代で霧が晴れ上がりました。
時折、青空が覗き熊沢田代の全容を見ることが出来ました。
そしてその後は、再び霧に包まれて山頂は白い世界でした。
下りの長英新道では、雪の踏み抜きの連続でしたが、無事下山することが出来ました。
本日の大江湿原の様子です。
霧雨の湿原も趣があっていいですけれど、陽射しの射す湿原もキラキラ輝いていて良いですね。
ぜひ皆さんも尾瀬国立公園にいらして毎日変わっていく風景や風を感じてみてはいかがでしょうか。
*燧ヶ岳および尾瀬沼周辺の登山道でも残雪がありますので、充分に注意して歩いてください。
*木道や施設を歩く際はアイゼンを取り外し、ストックにはキャップを付けましょう。
*体調に不安のある方や、自ら安全確保を行うことが難しい方の尾瀬への入山は控えましょう。
くれぐれも慎重な判断をお願いいたします。
尾瀬沼ビジターセンター