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  • 山の鼻ビジターセンターブログ
  • 2021.10.12

2021年10月12日—山の鼻ビジターセンターより(秋が深まる尾瀬ヶ原)

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尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。

2021年(令和3年)シーズンの各施設の営業終了・閉鎖予定について随時更新しておりますのでこちらのページでご確認ください。
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■ 天気:曇りのち雨

■ 気温:15.1℃(最高気温) 13.5℃(最低気温)

ブログをご覧の皆様、こんにちは。

今朝の尾瀬ヶ原は曇り空。
やがて、雨も降りだしてしまいました。


山ノ鼻の研究見本園入口の木々も、すっかり秋の装いになってきています。


研究見本園の草紅葉の中、
レンゲツツジの紅葉は、
赤い花が咲いているかのようです。

今日は湿原の草花の中で花を咲かせる小さな木をご紹介します。

草紅葉の中で、濃い緑と、葉の裏の白っぽい緑をみせているのは、
ヒメシャクナゲ。
常緑小低木で、雪解け後の6月ごろ、ピンク色のかわいい花を咲かせます。


木道の下で赤く紅葉した葉が見られるのは、
チングルマ。
やはり6月ころ、白い花を咲かせます。
写真右上の白い部分は果穂が付いていた跡、
左上のチングルマには、小さな樹の幹も見られます。

尾瀬ヶ原中田代では、鳥の羽毛がたくさん飛び散った跡が見られました。

おそらく、夜の間にカルガモのような鳥が、
キツネやイタチの仲間に襲われたのかと想像できます。
この狩りが成功したのか、
それとも鳥の方が逃げきれたのか分かりませんが、


その後、見つけたカルガモは、私からどんどん離れていき、今日は警戒感が強いみたいです。

山ノ鼻では、コンコンコンと久しぶりに木をつつく音を聞きました。

オオアカゲラです。
木の葉が少なくなり、見つけやすくなりました。
オスだと頭が赤いのですが、メスのようで頭は黒です。
下腹部が薄い朱色になっているのも、オオアカゲラの特徴のようです。

今日は天気はよくなかったのですが、
やっぱり尾瀬は、出かけてみるたびに、
何か、出会いや発見がある。
そんなことを改めて、実感しました。

担当:新井

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