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尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。
また、環境省尾瀬沼ビジターセンターは、基本的な感染予防対策を実施したうえで、一部開館しています。
詳細はこちらをご覧ください。
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■天気：雨
■気温：17.3℃（9時）15.5℃（昨日の最高気温）14.4℃（今日の最低気温）

ブログをご覧の皆様、こんにちは。

昨晩から降り続いた雨が止んだと思ったのも束の間。
また降り始めました。まるで梅雨のようです。

【今朝の大江湿原】

燧ヶ岳もすっかり姿を隠してしまいました。

さて、一昨日は会津駒ヶ岳へ巡回に行ってきましたので
その様子をお伝えします。

今回は滝沢登山口から登り、キリンテ登山口へ下りるコースでした。

不安定な天候が続く中、雨に降られないか心配でしたが
登山口から歩くこと二時間半。
こちらのベンチに着くと雲が切れ、
青空も見ることができました。

【稜線を望む】

この付近にはキンコウカやイワショウブ、イワイチョウ、ミヤマリンドウなど
たくさんのお花が咲いていました。

【イワイチョウ】

【イワショウブ】

また、山頂付近の稜線沿いでは
コバイケイソウやハクサンコザクラなどが見頃です。

【コバイケイソウ】

【ハクサンコザクラ】

ハクサンコザクラは駒の大池の北側や、山頂から中門岳へ行く途中の木道沿いに
群生している場所があります。

中門岳へは駒の大池から片道１時間弱かかりますが
いつ行っても静かで落ち着ける場所です。

是非、足を延ばしてみてください。

【中門岳】

その後は駒の小屋さんの裏を通りキリンテ登山口まで下ります。
大津岐峠まで一時間半ほどは気持ちの良い稜線歩きが続きます。

【駒の大池～大津岐峠間】

ただ、この間は笹などが生い茂り、足元が大変見えづらい箇所が多々あります。
登山道は明瞭ですが、笹に隠れた木道から足を踏み外さないようご注意ください。

また、道幅の狭い尾根や、岩場などもありますので
天候が優れない日は特に注意が必要です。

大津岐峠では
ミヤマリンドウがたくさん咲いていました。

【ミヤマリンドウ】

まるで天国にでも続いているかのような美しい一本道。

大津岐峠からの下りは比較的なだらかな道が続きます。

滝沢登山口の往復よりも距離は延びますが
登山者が少なく、天気が良ければゆったりとした山歩きが楽しめる
こちらのコースを是非歩かれてみてはいかがでしょうか。

最後に、体調に不安のある方や自ら安全確保を行うことが難しい方の尾瀬への入山は控えましょう。
くれぐれも慎重な判断をお願いいたします。

尾瀬沼ビジターセンター