- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2021.07.15
2021年7月15日-尾瀬沼ビジターセンターより(ニッコウキスゲの様子)
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尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。
また、環境省尾瀬沼ビジターセンターは、基本的な感染予防対策を実施したうえで、一部開館しています。
詳細はこちらをご覧ください。
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■天気:曇り一時雨
■気温:16.3℃(9時)21.7℃(昨日の最高気温)11.6℃(今日の最低気温)
今日も曇り空、時折雨が降ったり一瞬陽が射したりと天候が不安定です。
そんな尾瀬沼周辺ですがニッコウキスゲを求めて多くの皆さんが訪れており、新ビジターセンターの来館者も平日としては多めで推移しています。
大江湿原の尾瀬看板付近を中心に本日のニッコウキスゲの様子をご案内します。
【A030】
尾瀬看板の周りでは賑やかにニッコウキスゲが咲いています。
ヒオウギアヤメとカキツバタの紫色が彩りをより華やかに引き立てていました。
もう暫くするとコオニユリも咲き始めます。
【定点C】
定点Cは、見晴方面の分岐になっている尾瀬看板のテラスから燧ケ岳方面を撮った写真です。
残念ながら燧ヶ岳は雲の中でした。
【定点B/A029】
定点Bは、見晴方面への分岐よりさらに沼山峠方面へ進んで尾瀬沼方面を振り返って撮った写真です。
【第二大江橋から沼山峠方向】
第二大江橋から沼山峠方向に向かう木道沿いにたくさんニッコウキスゲが咲いています。
ゆったりと散策しながら尾瀬のひとときを楽しむことができます。
この時期の木道沿いは雨露を含んだ草丈の高い葉が膝元当たりを濡らします。
スパッツ・ゲーターなどで足下の防水を備えて頂くとより快適に散策を楽しむことができます。
【ヤマオダマキ】
新ビジターセンターの周りではヤマオダマキが咲き始めました。
優しい淡黄色の花びらと紫褐色の萼片が素敵で、花を下に向けて咲く恥ずかしがり屋さんです。
ニッコウキスゲはもちろんですが、様々な夏のお花も一緒にお楽しみ下さい。
ここ数日の最低気温は10度台前半、最高気温は20度台前半と過ごしやすい気温になっています。
朝夕は少し羽織るものがあるとよいかと思います。
なお天候は不安定ですから雨天の準備をした上で尾瀬にお越し下さい。
最後に、体調に不安がある方や、自ら安全確保を行うことが難しい方の尾瀬への入山は控えてください。
くれぐれも冷静な判断をお願いいたします。
尾瀬沼ビジターセンター