- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2021.07.14
2021年7月14日—山の鼻ビジターセンターより(林内と尾瀬ヶ原のようす)
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尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。
尾瀬ではまだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
お出かけの際には各施設の営業予定や閉鎖予定の確認をお願い致します。
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■ 天気:晴れのち雨
■ 気温: - ℃(最高気温) - ℃(最低気温)
※ 気象計測機器点検整備の為未計測
ブログをご覧の皆様、こんにちは。
林内には樹齢200~300年の大木が数多く見られ、樹種は標高により変わります。
また登山道付近で大小様々な植物・小径木の花や実が見られます。
一方 今朝の尾瀬ヶ原は梅雨時期の中、日が差し爽やかです、湿原・植物・生物など少し紹介します。
ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)
先週も紹介しましたが今が見頃になり、大きな株はたくさんの白い花を付け目立っています。
アカモノイヌツゲ
小花で葉のかげになり目立たない、秋には赤い実を付けます。
サンカヨウ(山荷葉)
サカンヨウの実は大分大きくなってきました、この植物やタケシマランなど最近シカの食害が多く心配です。
ナナカマド(七竈)
花期は終わり実になりました、秋には赤く色づきます。
尾瀬ヶ原
尾瀬ヶ原全体が湿原、その中に池塘・浮島が沢山あり四季を通じて風景には欠かせません、今の時期は池塘の中に睡蓮の仲間ヒツジグサ・オゼコウホネなどの花が楽しめます。
サワラン(沢欄)
色は濃く(紅紫色)湿原内の草の中でよく見られます。
ハッチョウトンボ
湿原の中をよく見ていると、小さいが赤いトンボがハッチョウトンボてす、探してみて下さい。
イボタノキ(水蝋樹)
林縁や林内に自生し花は見頃で目立つ、モクセイの仲間で匂います。
梅雨時の尾瀬の天候は午前中曇り時々晴れ、昼頃から午後にかけて雷雨になる日が続いています、まもなく梅雨も明けそうです。尾瀬にお越しの際は雨具は必携です、木道も濡れると滑りやすいので十分注意して下さい。
担当:笹原