- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2021.06.15
2021年6月15日-尾瀬沼ビジターセンターより(花の田代山)
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尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。
尾瀬ではまだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
お出かけの際には各施設の営業予定や閉鎖予定の確認をお願い致します。
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■天気:曇り
■気温:15.2℃(9時)18.1℃(昨日の最高気温)6.6℃(今日の最低気温)
ブログをご覧の皆様こんにちは。尾瀬沼は、朝方は気持ちよく晴れて燧ヶ岳もくっきりと見えたのですが、9時を過ぎて雲の多い天気に変わってきました。
尾瀬国立公園にはいくつもの山がありますが、その中でも頂上部分が広大な湿原となっていて、さまざまな花が咲くこと知られている田代山に12日(土)に行ってきました。
登山口からよく整備された登山道を登ります。登るに従ってウワミズザクラ、ウラジロヨウラク、ツルシキミ、アズマシャクナゲなどの花が疲れを癒やしてくれます。
1時間半程歩くと登山道に沿って広がる湿原(小田代)に着きます。
小田代は白い綿毛がかわいいワタスゲや、イワカガミ、タテヤマリンドウなどの花盛りでした。
小田代から30分ほど登ると山頂部分の田代山湿原に到着します。木道が1本しかない部分があって、この湿原は一方通行の周回コースになっています。
湿原の周回には一周40分程かかりますが、湿原のお花畑と遠くに見える山並みの景色はここだけのものだと思います。
このときの湿原の主役はチングルマでしたが、イワカガミや、タテヤマリンドウ、ヒメシャクナゲなどが湿原を彩っていました。
今回は、ゆっくりと湿原の花を眺めて癒やされてきましたが、1時間あまりの縦走で帝釈山まで足を伸ばす人も多い所です。ぜひこれを機会に田代山にお出かけください。
最後に、体調に不安のある方や自ら安全確保を行うことが難しい方の尾瀬への入山は控えてください。
くれぐれも慎重な判断ををお願いします。
尾瀬沼ビジターセンター