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  • 尾瀬沼ビジターセンターブログ
  • 2021.06.13

2021年6月13日-尾瀬沼ビジターセンターより(低公害車の運航が始まりました。)

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尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。
尾瀬ではまだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
お出かけの際には各施設の営業予定や閉鎖予定の確認をお願い致します。
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■天気:曇り
■気温:17.4℃(9時)24.1℃(昨日の最高気温)9.5℃(今日の最低気温)

ブログをご覧の皆様こんにちは。

大清水までの巡回を行いました。登山道の雪は全て融け歩きやすくなりました。
クリンソウ(野草)、サカハチチョウ(蝶)、ニホンジカなどに出会いました。
詳細は「尾瀬情報」を参照ください。

昨日(6月12日)より大清水~一ノ瀬間の低公害車の運行が始まり尾瀬沼エリアへのアクセスが便利になりました。
低公害車を往復で利用すれば1時間以上の時間短縮ができ尾瀬での滞在可能時間が増えます。
これで日帰りでも余裕をもって尾瀬沼を散策できますね!!
大清水休憩所の売店でお話を伺ったところ『運行初日、賑わっています。』とのことでした。土曜日ということもあり駐車場に多くの車が止まっていました。
低公害車の運行については「戸倉観光協会公式サイト」を参照ください。

今日は尾瀬沼・大江湿原で出会えるスミレをご紹介します。
里山・低山などでは3月から4月に咲くスミレの花も、2ヶ月遅れで観賞できるところが尾瀬の凄いところです。

【ツボ(ニョイ)スミレ】

大江湿原の木道沿いでも林内でも多く観察できます。1㎝程の小さな白いお花を咲かせ、唇弁に紫の筋(紫条)が入ります。(スミレの花びらは5枚、上弁×2枚、側弁×2枚、唇弁×1枚)

【ムラサキコマノツメ】

ツボ(ニョイ)スミレの品種とされますが、花びらが淡紫紅色を帯び特に唇弁は濃紫紅色となりムラサキコマノツメの名がついています。
「尾瀬では非常に濃い紫紅色のものも見られる」と記載がある図鑑もあります。
大江湿原の木道沿いでツボスミレと混在して咲いています。ここ数日で花数が増えてきました。

【オオタチツボスミレ】

一般種のタチツボスミレと似ていますが花は少し大きめ。「距」が白色となることが見分け方のひとつ。ピークは過ぎましたがまだ見られます。

【オオバタチツボスミレ】

ハチが花びらに捕まりながら吸蜜していました。
濃い紫~淡紫色で花びら全体に濃い目の紫条が入ります。
大江湿原の木道沿いでたくさん観察でき、今お花の数がピークに向かって増えています。
デジカメでは色合いが上手に表現出来きず青っぽく写ってしまうのが難点です。

【A-029ポイント/6月13日】

A-029ポイント:【6月5日】【5月31日】【5月26日】【5月19日】
大江湿原は緑の絨毯、春から初夏へへ変化しつつあります。

【「尾瀬」看板(A-030)】

「尾瀬」看板(A-030):【6月5日】【5月19日】
「尾瀬」看板がはめ込まれました。これで記念写真も映えますね!!

足元ではタテヤマリンドウが増え、コバイケイソウやホウチャクソウも咲き始めました。
ヒオウギアヤメ、カキツバタ、ニッコウキスゲも株が育ってきています。

初夏に近づく尾瀬を楽しみに訪ねて来てください!!

尾瀬沼ビジターセンター

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