- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2021.06.09
2021年6月9日—山の鼻ビジターセンターより(鳩待峠~山ノ鼻間の様子)
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尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。
尾瀬ではまだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
お出かけの際には各施設の営業予定や閉鎖予定の確認をお願い致します。
山の鼻ビジターセンターは新型コロナウィルス感染症の拡大防止のため、現在閉館中です。
詳しくはこちらをご覧ください。
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■ 天気:晴れ
■ 気温:23.7℃(最高気温) 2.1℃(最低気温)
今日の尾瀬の天候は快晴で青空が広がっています、鳩待峠からの樹林帯はすっかり緑となりました、早朝の歩道は野鳥(ウグイス・メボソムシクイなど)の競演と木漏れ日で爽やかでした。
鳩待峠から山ノ鼻間の登山道沿いに見られた、植物や樹木の花などを紹介します。
鳩待峠(1591m)
尾瀬ヶ原入山口に掲示板が設置してあります、入山に当たっての注意事項や尾瀬情報等が掲示してあります。
入山時は確認してください
ツクバネソウ(衝羽根草)
鳩待沢付近の土手で多く見られます、花は終わり実になってきました。
カニコウモリ(蟹蝙蝠)
森林内でよく見られます、花はこれからです。
至仏山(2228m)
青空と樹木の緑、至仏山の残雪が映えます。
ミズキ(水木)
ミズキの木は柔らかく赤色を帯、別名団子の木ともいわれます、花はこれから咲きます。
ハウチワカエデ(羽団扇楓)
カエデの種類は多いが、ハウチワカエデは葉が大きく柄が短い、花は今見られます。
テンマ沢湿原
早くに咲いたミズバショウの花は終わり、葉が大きくなってきました。
コバイケイソウ(小梅蕙草)
テンマ沢湿原でミズバショウの花に代わり、もう少しでコバイケイソウの花が咲きます、この植物は全草有毒なので注意です。
ルイヨウボタン(類葉牡丹)
山の鼻ビジターセンター付近で見つけました。
名は葉が牡丹の葉に似ることから、メギ科の植物で花が咲き始めました。
尾瀬はこのところ安定した天気が続いています、ミズバショウ期も終盤となり訪れるハイカーも少なくなりました。
静かな尾瀬を楽しみ下さい、天候の急変と朝晩の低気温に備え雨具等の準備を整えお越しください。
担当:笹原