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  • 尾瀬沼ビジターセンターブログ
  • 2021.06.02

2021年6月2日-尾瀬沼ビジターセンターより(初夏の訪れ・閑散期の楽しみ)

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尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。
尾瀬ではまだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
お出かけの際には各施設の営業予定や閉鎖予定の確認をお願い致します。
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■天気:曇り
■気温:13.3℃(9時)20.5℃(昨日の最高気温)4.3℃(今日の最低気温)

ブログをご覧の皆様こんにちは。
昨日と変わって天候は曇り、人影も少なく
カッコウやモリアオガエルなどの動物の声が賑やかに聞こえます。

尾瀬沼の畔を眺めているとなにやら変わった形のポーズをしている鳥がいます。
「カワウ」が気持ちよさそうに羽を乾かしてました。

【尾瀬沼の畔で羽を乾かすカワウ】

もっと近くで見たい!と思いましたが、
視線に気づいたのかこちらをちらと振り返り、
羽を閉じてしまいました。
鳥の視力や視野は人の数倍と言われておりますので
無理はないのかもしれません。

カワウに見送られながら、木道を歩いて行くと
真っ白なミズバショウのお花畑に代わって、
柔らかな草花の芽吹きが始まりました。

ミズバショウは全く見られないというわけでもなく、
木道から少し離れていますが、まだ綺麗な群落も見られます。

【大江湿原のミズバショウの群落】

ミズバショウから初夏を彩る花へバトンタッチしてゆく尾瀬沼。
尾瀬と言えば「ミズバショウ」、尾瀬沼と言えば「大江湿原のニッコウキスゲの群落」など
人気の花々にスポットがあたり、どうしても人混みが多い時期と少ない時期で差が開いてしまいます。

雪が溶けた今は、少しずつではありますが、さまざまな花が咲き始め動物たちも活発になっています。
天候がよい日は夕焼けや星空などが見られますし、静かな時間の中でゆっくりとありのままの尾瀬を楽しめます。
街の喧騒やコロナ過で疲れ切った心や体をゆっくり休め、リフレッシュするにはちょうど良い季節かもしれません。

【これから広がる初夏の景色-2020年6月22日撮影・ワタスゲの群落が広がる大江湿原-】

ぜひ、尾瀬を訪れる際は私たちが毎日更新しているブログや
フェイスブックやツイッターなどで最新の情報を見ながら、
尾瀬を訪れるタイミングをご検討してみてはいかがでしょうか。

最後に、小淵沢田代登山道の様子をお知らせします。
尾瀬沼キャンプ場から小淵沢田代までの林内に残雪はありません。

【尾瀬沼キャンプ場からの登山道の様子】

【小淵沢田代-美しい日光連山の景色が見られました-】

しかし、小淵沢田代から大江湿原の入口までの林内には残雪があり、
ピンクテープも少ないので道迷いや踏み抜きなどに注意が必要です。
また、登山道に倒木もありますので通行する際は十分にご注意ください。

【小淵沢田代から大江湿原に向かう途中の林内の様子】

また、尾瀬沼はまだ朝夕の冷え込みがあり、天気の悪い日は10℃を下回ることも多々あります。
防寒着や、急な天候の崩れに備えた雨具の装備などを忘れずに準備して下さい。
なお、体調に不安がある方や、自ら安全確保を行うことが難しい方の
尾瀬への入山は控えて下さい。
くれぐれも冷静な判断をお願いいたします。

尾瀬沼ビジターセンター

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