- 尾瀬沼ビジターセンターブログ
- 2021.05.19
2021年5月19日-尾瀬沼ビジターセンターより(カッコウの初鳴きが聞けました。)
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尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。
尾瀬ではまだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
お出かけの際には各施設の営業予定や閉鎖予定の確認をお願い致します。
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■天気:濃霧一時雨
■気温:12.4℃(9時)18.9℃(昨日の最高気温)6.7℃(今日の最低気温)
ブログをご覧の皆様こんにちは。
今朝、カッコウ(夏鳥)の初鳴きが聞け2羽の飛翔してるカッコウの姿も見ることができ、とても嬉しい朝を迎えました。(残念ながら写真に収めることは叶いませんでした。)
また、施設管理の方から『ツツドリの鳴き声も聞きましたよ。』とのお話をいただきました。
数日のうちにはホトトギスの鳴き声も聞けるかと期待が膨らみます。
ここ数日天候は優れず、天気図を確認すると昨日より梅雨前線は南下したようですが、今日も濃霧でときおり雨が降っています。大江湿原での視界は300m前後、良くて500m程しかなく残念ながら燧ケ岳は望めません。気温は厳しい寒さではありませんが、窓口に立つと吹き込む風は冷たく感じます。(フリースを着込んでいます。)
悪天候でも夏鳥のカッコウは尾瀬沼まで飛来しましたが、昨日今日の2日連続でヘリコプターの飛行が中止となり、今年初回の物資を檜枝岐村のヘリポートから上げることができていません。
明日は絶対ヘリコプターさん飛んでくださーい。お願いだからお天気よくなってね!!(切実)
今日は生鮮食品等を歩荷で荷揚げしなければならない状況になりました。(歩荷してくれたメンバーに感謝。)
沼山峠から尾瀬沼東岸地区まで敷設されている木道には沼山峠を起点として100m毎に金属プレートが付いています。(尾瀬沼VC手前に「A-032」、沼山峠-尾瀬沼間は約3.2kmです。)
「A-029」は大江湿原の尾瀬看板より沼山峠側に100mほどの地点で、三本カラマツや尾瀬沼を望める好ポイントです。
今は三本カラマツまではっきり見えています。
ヌマガヤが成長して緑の湿原になるのは6月になってから、ミズバショウ、ワタスゲやニッコウキスゲなど移り変わりをお届けできればと思います。
「A-030」プレート脇の尾瀬看板からVC方面を望むポイント。
尾瀬看板は昨秋に外されたままでまだ取り付けられていませんが、もうしばらくすると取り付けられます。
ここは大江湿原を訪れるみなさんの休憩と撮影スポットの1つでもあります。
三叉路を右手に折れて進むと三本カラマツを抜けて沼尻・見晴方面に向かえます。
今年の課題としてシーズン通してこの2か所+アルファのポイントを定点として大江湿原の様子を定期的に追ってみたいと思います!!
日々、ミズバショウの株が大きくなり、且つ、その広さも拡大しているようです。
5月下旬から6月上旬に尾瀬沼周辺の各所でミズバショウが楽しめそうです。
※現在、尾瀬沼地区の山小屋や売店は営業していません。
各施設の営業予定の確認をお願い致します。
尾瀬沼エリアにおいでになる際には、雨具のほかに、食べ物、飲み物等も忘れずにご持参ください。
※三平峠、沼山峠ともに残雪があります。
尾瀬沼ビジターセンター