- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2020.10.24
2020年10月24日ー山の鼻ビジターセンターより(登山の準備と心構えを)
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尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。
また、山の鼻ビジターセンターは基本的な感染予防対策を実施したうえで、一部開館しています。
詳細はこちらをご覧ください。
尾瀬では今月中に営業を終了する施設や閉鎖する施設があります。お出かけの際には各施設の営業予定や閉鎖予定の確認をお願い致します。
鳩待峠から山ノ鼻間でツキノワグマの目撃情報が多くなっています。
夕方4時から翌朝7時頃まではツキノワグマの行動が活発になります。特にご注意ください。
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■ 天気:晴れのち曇り
■ 気温:11.2℃(最高気温) 2.5℃(最低気温)
ブログをご覧の皆様こんにちは。
今日は天気予報が晴れの予報でしたが、お昼過ぎから雲が広がり、現在は少し雨がぱらついてきております。
この時期に手ぶらで遅くに山ノ鼻へ来られている方が多く見受けられますので、ここで注意喚起させていただきます。
尾瀬は2000m級の山々に囲まれた山岳地ですので、今日の様に天気予報通りにならないこともあります。
気温が氷点下にもなるこの時期に雨に濡れてしまうと簡単に低体温症になってしまい危険です。
防寒対策にもなるので
- 「レインウェアは必ずお持ちになられてください」
そして閉まっている山小屋も多くなってきましたので、こちらで食事が出来ると思わず
- 「行動食などの食べ物や飲み物も必ずお持ちください」
最後に山では
- 「早い時間に出発して、早い時間に下山するのが基本」
になります。
特に今年は夕方になるとツキノワグマの目撃が多くなっていますので、暗くなる前に鳩待峠まで戻れる様に時間管理をして尾瀬を楽しまれて下さい。
今年はコロナ渦で、例年通りの救助活動が出来ません。
ご自身の身はご自身で守らなければなりません。
どうか準備と下調べを怠らない様、お願いいたします。
続きまして、今の尾瀬ヶ原の様子を簡単にお届けしたいと思います。
少し前までは木々の紅葉が鮮やかに染まっていましたが、現在は葉を落として冬の支度を完了している木が目立ちます。
「燧ヶ岳と黄葉鮮やかなカラマツと尾瀬ヶ原」
至仏山や燧ヶ岳の山頂付近では先日積もった雪がすっかり溶けていました。
根雪になるのは、もう少し後ですね。
担当:坂上