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  • 尾瀬沼ビジターセンターブログ
  • 2020.10.17

2020年10月17日-尾瀬沼ビジターセンターより(尾瀬沼初雪&燧ケ岳初冠雪)

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尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。
また、環境省尾瀬沼ビジターセンターは、基本的な感染予防対策を実施したうえで、一部開館しています。
詳細はこちらをご覧ください。

尾瀬では今月中に営業を終了する施設や閉鎖する施設があります。お出かけの際には各施設の営業予定や閉鎖予定の確認をお願い致します。
令和2年シーズンオフの予定について
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■天気:雪のち雨
■気温:5.3℃(9時)13.3℃(昨日の最高気温)2.5℃(今日の最低気温)

ブログをご覧の皆様こんにちは。
今朝は今シーズンの初雪が降りました。
残念ながら、しばらくすると雪はみぞれから雨に変わり、積もることはありませんでした。
【初雪の様子】

燧ヶ岳は雲の中でしたが、しばらくすると、雲の中から燧ケ岳が姿を現し、初冠雪となっている様子が見られました。
【燧ヶ岳の初冠雪】

昨日は大変良い天気の中、燧ケ岳の巡回に行ってきましたが、その時は初氷を見ることができました。
この二日間で、初冬の様相へと季節は進んでいるようです。
では燧ケ岳の登山道の霜柱や氷の様子についてお知らせします。

【長英新道の8合目付近の登山道】

土のところに霜柱がたち、表面に氷が張っていました。
もう少し広く厚く凍っていると歩くのは危険になると思われます。

【俎嵓から柴安嵓に向かう登山道の霜柱と大岩のつらら】

俎嵓から柴安嵓に向かうとすぐに、霜柱がそこここにありました。
霜柱は踏んでもつぶれるだけで滑ることはありません。
しかし、氷が張っていないか気をつける判断基準として注意が必要です。
柴安嵓直下の大岩では、つららがありました。かなりの冷え込みだったようです。

【御池新道の7合目下の岩溝の登山道と5合目下の林間の木道】

7合目下の岩溝のような登山道では、岩の上が凍っていました。
実際に乗ってみると、ツルツルの状態でした。
熊沢田代を過ぎて林間を下っていると、木道の階段が続きます。
よく見ると一部分ですが凍っています。
やはりツルツルの状態で、下るときは危険と感じました。

尾瀬沼の標高は1660m程で、初雪が降りました。
燧ヶ岳は標高が2356mあり、気温が下がり冷え込むと登山道が凍ることがあります。
登山される場合には、防寒着や雨具という装備だけでなく、山は初冬の状況にあるということを理解の上、自分の体力や技術にあった安全な登山を心掛けてください。

それでは最後に、大江湿原の紅葉情報です。紅葉の定点観測写真をご覧下さい。
【展望デッキより燧ヶ岳方面】

【展望デッキより三本カラマツ方面】

【大江湿原より沼山峠方面】

大江湿原の草紅葉は見頃を過ぎてきたようです。
燧ヶ岳の木々は、標高の高い所は落葉が進み、沼の周囲は落葉間近というところでしょうか。
尾瀬沼周辺の見頃は今週末位のようです。
しかし、三平峠や沼山峠は、今が紅葉の盛りです。

なお、体調に不安がある方や、自ら安全確保を行うことが難しい方の尾瀬への入山は控えて下さい。
くれぐれも冷静な判断をお願いいたします。

担当:渡邉

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