- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2020.09.30
2020年9月30日ー山の鼻ビジターセンターより(林内と尾瀬ヶ原の様子)
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尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。
また、山の鼻ビジターセンターは基本的な感染予防対策を実施したうえで、一部開館しています。
詳細はこちらをご覧ください。
鳩待峠から山ノ鼻間でツキノワグマの目撃情報が多くなっています。
夕方4時から翌朝7時頃まではツキノワグマの行動が活発になります。特にご注意ください。
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■ 天気:晴れ
■ 気温:20.1℃(最高気温) 1.8℃(最低気温)
今朝の尾瀬は冷え込み薄霜がおりました、日中は快晴となりこの時期らしい秋空と爽やかな風が吹いていました。
【林内】
ダケカンバ
樹木の紅葉はこれからですが、ツタウルシ・ツルアジサイ・オオカメノキ等は色付き始めていました。
トチバニンジン(栃葉人参)
果実の先端が黒いものをソウシシヨウニンジン(相思子様人参)、葉の形がトチノキの葉に、根茎が竹の節に似ています。
【尾瀬ヶ原】
凹凸の湿原
湿原の低い所のヤチヤナギの葉は枯れ始め、高い所のヤマドリゼンマイは紅葉していました。
池塘の底から一部泥炭が剥離
原因:地震やメタンガス等により池塘の底から泥炭が浮き上がるようです。
草紅葉は終盤となりこれからは標高の高い山から、樹木の紅葉が尾瀬ヶ原へと下がってきますが、朝晩の冷え込みも厳しいのでお越しの際は防寒着・手袋等準備して下さい、また木道等霜が降りると滑りますので細心の注意が必要です。
担当:笹原