- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2020.09.08
2020年9月8日ー山の鼻ビジターセンターより(山ノ鼻周辺で見られた花と昆虫)
===================================================================
尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。
また、山の鼻ビジターセンターは基本的な感染予防対策を実施したうえで、一部開館しています。
詳細はこちらをご覧ください。
鳩待峠から山ノ鼻間でツキノワグマの目撃情報が多くなっています。
夕方4時から翌朝7時頃まではツキノワグマの行動が活発になります。特にご注意ください。
===================================================================
■ 天気:晴れ
■ 気温:28.6℃(最高気温) 15.6℃(最低気温)
みなさん、こんにちは。
今日は山ノ鼻周辺を探索して来ましたので、観察出来た花や昆虫を紹介していきたいと思います。
尾瀬ヶ原では尾瀬の花の最終ランナーと言われているエゾリンドウが咲き誇っていました。
そして翅が特徴的なキベリタテハがヒラヒラと楽しそうに飛んでいました。
ちょうど翅を休めた所で一枚写真を撮らせて貰いました。
今日は日差しがある尾瀬ヶ原では汗ばむくらいに気温が上がっておりましたが、風があり過ごしやすかったかなと思います。
山ノ鼻へ戻って、今度は森林内を歩いてみました。
森林内ではオレンジ色の翅が鮮やかなイカリモンガを見ることが出来ました。
昼間に行動していますし、止まった時に翅を閉じるので蝶々と思われがちですが、蛾の仲間になります。
木道上にはヨツスジハナカミキリが休憩をしていました。
踏んだりしない様、注意してあげて下さい。
尾瀬の中でも湿原と森林内では見られる花や虫たちが違います。
どちらも特徴的で面白い生き物たちが生息していますので、注意深く見てみて下さい。
そして昨日の強い風で、地面には青いドングリがいくつか落ちていました。
ドングリはツキノワグマのエサとなるので、ミズナラなどの樹上にはご注意ください。
担当:坂上