- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2020.09.07
2020年9月7日ー山の鼻ビジターセンターより(鳩待峠から山ノ鼻で見られる花と実)
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尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。
また、山の鼻ビジターセンターは基本的な感染予防対策を実施したうえで、一部開館しています。
詳細はこちらをご覧ください。
鳩待峠から山ノ鼻間でツキノワグマの目撃情報が多くなっています。
夕方4時から翌朝7時頃まではツキノワグマの行動が活発になります。特にご注意ください。
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■ 天気:曇り時々雨
■ 気温:21.1℃(最高気温) 17.9℃(最低気温)
みなさん、こんにちは。
台風10号の影響がここまできており、風の強い一日となりました。
台風が直撃しなくても近くを通る時は、天気予報通りにならなかったり天気が読みづらいので、登山をされてちょっとでもリスクを感じられる時は、「下山をする。」「行程時間や難易度を下げて登山を行う。」など臨機応変に行動をされるのが良いかと思います。
今日は鳩待峠から山ノ鼻を歩いて来ましたので、途中で見られたお花と実の紹介をしたいと思います。
鳩待峠から歩き始めて最初の沢のハトマチ沢ではナンブアザミの蜜を吸う、大量のクチナガガガンボを見ることが出来ました。
みんな我先にと、蜜を吸うのに一生懸命でした。
そして道中には黄色い花がいくつか咲いていました。
オクトリカブトの近くにはルイヨウボタンが黒い実を沢山付けていました。
山ノ鼻の手前ではミヤマニガウリの花の付け根が膨らみ、実へと変化しているのを観察できます。
最後に、実になっても存在感抜群のオオウバユリが山ノ鼻でお出迎えしてくれました。
なお上記にもある通り、テンマ沢湿原付近ではツキノワグマの目撃が多くなっていますので、クマ鈴を鳴らすなどクマ対策をしっかりして歩かれて下さい。
担当:坂上