- 山の鼻ビジターセンターブログ
- 2020.08.03
2020年8月3日ー山の鼻ビジターセンターより(池塘のようす)
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尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。
また、山の鼻ビジターセンターは基本的な感染予防対策を実施したうえで、一部開館しています。
詳細はこちらをご覧ください。
■ 天気:晴れ
■ 気温:26.8℃(最高気温) 15.7℃(最低気温)
キンコウカの見頃が終盤に近付き、例年より早く夏の草花が過ぎさろうとしているなか、
梅雨が明けてやっと暑くなってきました。
そんなわけで今日は涼しげな池塘のようすをお届けいたします。
モリアオガエルのおたまがいました。
水につかっているヒツジグサの葉の上におります(小さな矢印を写真に添えています)。
まだ手足が生えておらず、いつになったらカエルになるのでしょうか。
静かに佇んでおりました。
イモリはふわりと水中を漂っておりました。
全てを水にまかせているかのような様子は、暑いときには特にうらやましく感じます。
スイレン科のヒツジグサもぽつりぽつりと咲いていました。
睡蓮(スイレン)の由来は夕方になると花を閉じてしまうことのようですが、
この小さく柔らかな乳白色の花を眺めていると、私は昼間でも眠たくなってきます。
水中の生物はじっくり眺めていないと、姿を確認することがなかなか難しいです。
お時間があるときにゆっくりとご覧ください。
今日は静かな午後の池塘からお送りしました。
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見本園周辺でツキノワグマの目撃が多発しているため、当面の間見本園外周への立ち入り封鎖を行っております。
見本園入り口に封鎖情報を掲示しておりますので、付近に立ち寄られる際はご注意ください。
なお夕方4時から翌朝7時ころまでツキノワグマの行動が活発になります。特にご注意ください。
担当:高橋