- 山の鼻ビジターセンターブログ, 今日の尾瀬
- 2020.07.09
2020年7月9日ー山の鼻ビジターセンターより(鳩待峠から入山される方へ)
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尾瀬への入山にあたってはこちらの注意事項をご確認ください。
また、山の鼻ビジターセンターは基本的な感染予防対策を実施したうえで、一部開館しています。
詳細はこちらをご覧ください。
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■ 天気:曇り時々雨
■気温:21.3℃(最高気温) 14.6℃(最低気温)
本日も雨が降り、鳩待峠から山ノ鼻に向かって歩いていると
大きな川の音が聞こえました。
今日も鳩待峠~山ノ鼻地区の登山道の様子を載せたいと思います。
まず、鳩待峠の様子から。
「鳩待峠の尾瀬ヶ原へ向かう登山口」
鳩待峠は3つの登山口があります。
一番利用される方が多いのは、この尾瀬ヶ原への登山口。
あとの2つは至仏山登山口とアヤメ平への登山口です。
「至仏山へ向かいたいのに尾瀬ヶ原へ行ってしまった」という方がときどきいらっしゃいます。
登山口を間違えないように確認をお願いいたします。
また、尾瀬国立公園の各所の登山口には写真のような緑のマットが置いてある場所があります。
「鳩待峠の尾瀬ヶ原登山口」
これは「種子落としマット」と呼ばれ、
靴底に着いたみなさんの住んでいる街に生える植物の種を尾瀬に持ち込まないようにするためのマットです。
一見シンプルな取り組みですが、とても重要な役割を果たすマットです。
みなさんの登山靴の靴底をしっかりとこすりつけてから入山しましょう。
登山口を過ぎると下りの登山道が続きます。
「はじめは石階段を下ります(雨の日は沢のようになります)」
「石階段が終わると木道や木製の階段が続きます」
鳩待峠~尾瀬ヶ原までは行き(下り)約1時間、
帰り(上り)は約1時間半、標高差は約200mの道のりになります。
ただし、この時間はあくまでも目安です。
みなさんの体力や経験によってそれ以上だったりそれ以下だったりしますので、
自分の場合はどれくらいかかるのかきちんと把握して計画を立てましょう。
尾瀬ヶ原へ最短で行けるこの道は往復で約2時間半ほどかかります。
午後から入山しようと考えている方は、
この時間をしっかりと意識して行動していただきますよう、お願いいたします。
担当:萩原